アニメの全セリフ -ガンダム、ジブリ、鬼滅の刃など-

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機動戦士ガンダムSEED 第07話「宇宙の傷跡」

機動戦士ガンダムSEED 第07話「宇宙の傷跡」

機動戦士ガンダムSEED 第07話「宇宙の傷跡」

 

機動戦士ガンダムSEED 第07話「宇宙の傷跡」

ヴェサリウスオペレータA:誘導ビーコン捕捉。第4ドックに着艦指示でました。進入ベクトル合わせ。
ヴェサリウスオペレータB:ビーコン捕捉を確認。
ヴェサリウスオペレータA:進路修正0ポイント、3マーク16、ポイント2デルタ。回頭180度。減速開始。
アデス:査問会には、アスラン・ザラもお連れになるので?
クルーゼ:ああ。その場に居た者だしな。彼なら冷静で客観的な分析も出来る。
アデス:オーブは…かなり強い姿勢で、抗議してきているようですが…
クルーゼ:問題は…我々にとって何が重要なのかということだ。アデス。
アデス:…はぁ…
クルーゼ:ヴェサリウスの修理と補給、急げ。
しばしの休暇といってもそうくつろいでいる時間はないぞ。
…おそらくな…
OP(INVOKE)
トノムラ:再度確認しました。半径5000に、敵艦の反応は捉えられません。完全にこちらをロストした模様。
マリュー:…ハァ…
フラガ:アルテミスが、上手く敵の目を眩ませてくれたってことかな?
だったら、それだけは感謝しないとね。
ナタル:しかし…
マリュー:ええ、分かっているわ。
ローラシア級がロストしてくれたのは幸いだけど…こちらの問題は、何一つ解決していないわ。
フレイ:えー!どうしても?
サイ:そんな…どうしても、とか言われると困っちゃうんだけどさ…。でもやっぱ、謝っといた方が良くない?この場合。
トール:お前の一言のおかげで、あいつがとんでもない目に遭ったことは事実だからな。
フレイ:…でも…私はただ…
トール:俺達は慣れちゃってるけどさ、あいつが、コーディネイターだってのは、微妙な問題なのさ。この状況じゃぁね…
サイ:とにかく、言うだけは言っときなよ。ごめんてさ。この船の中で気まずいでしょ?顔合わした時とか…
フレイ:…うーん…サイがそんなに言うんなら…言ってもいいけど…
トール:だけどこれからどうなるんだろうなぁ…この船…
サイ:…んー。アルテミスでは結局、補給って受けられなかったんだろ?んー……ザフトもまだ、追ってくんのかなぁ…?
クルーゼ:御同道させていただきます、ザラ国防委員長閣下。
ザラ:礼は不要だ。私はこのシャトルには乗っていない。いいかね、アスラン
アスラン:分かりました。父上。お久しぶりです。
ザラ:リポートに添付してあった君の意見には、無論私も賛成だ。問題は、奴等がそれほどに高性能のモビルスーツを開発したというところにある。パイロットのことなどどうでもいい。
アスラン:!!
ザラ:その箇所は私の方で削除しておいた。
クルーゼ:ありがとうございます。閣下ならそうおっしゃって下さると思っておりました。
ザラ:向こうに残してしまった機体のパイロットもコーディネイターだったんどと、そんな報告は穏健派に無駄な反論をさせる時間を作るだけだ。
クルーゼ:君も自分の友人を、地球軍に寝返ったものとして、報告するのは辛かろう。
アスラン:あっ…いえ…あの…
ザラ:奴等は、自分達ナチュラルが操縦しても、あれほどの性能を発揮するモビルスーツを開発した…そういうことだぞ。分かるな…アスラン
アスラン:…はい。
ザラ:我々ももっと本気にならねばならんのだ。早く戦いを終わらせる為にはな。
トール:!…うっ…!…水!水ー!
ミリアリア:あーもう…
トール:…うっ……うっ……水を!もっと水をー!
サイ:止めなよ、状況に合ってないギャグ。
トール:ギャグじゃねぇよ!…ったく~。
サイ:…?なに?どうしたの?
フレイ:…だって、水の使用制限だって、昨日シャワー浴びれなかったんだも~ん。
カズイ:……
ミリアリア:……
トール:……
サイ:…ハァ…
トール:お!ストライクの整備、完了か?
キラ:うん。でも、パーツ洗浄機もあまり使えないから、まいっちゃうよ。手間ばっかりかかって。
フレイ:…ハァ…
サイ:…フレイ!
フレイ:……
…あ、あの…キラ…
キラ:え?
フレイ:この間はごめんなさい!…私、考え無しにあんなこと言っちゃって…
キラ:…あんなこと?
フレイ:…アルテミスで…キラがコーディネイターだって…
キラ:…!……あぁ、いいよ別にそんなこと。気にしてないから…ほんとのことだしね…
フレイ:…ありがとう…
サイ:……
キラ:(でも、ほんと、これからどうするんだろう、艦長さん達。)
ナタル:これで精一杯か?もっとマシな進路は取れないのか!?
ノイマン:無理ですよ。あまり軌道を地球に寄せると、デブリ帯に入ってしまいます。
こう進路を取れれば、月軌道に上がるのも早いんですが…
マリュー:突破は…無理よね…?
ノイマンデブリ帯をですかっ!?そりゃ無理ですよ!この速度を維持して突っ込んだら、この艦もデブリの仲間入りです。
フラガ:人類が宇宙に進出して以来、撒き散らしてきたゴミの山か…確かに、仲間に入りたくは…あ!…待てよ、デブリ帯か…
マリュー:?
フラガ:不可能を可能にする男かな?オレは。
プラントニュースキャスター:…では次に、ユニウス7追悼、一年式典を控え、クライン最高評議会議長が、声明を発表しました。
クライン:あの不幸な出来事は、我々にとって決して忘れることの出来ない、深い悲しみです。
クルーゼ:そういえば、彼女が君の婚約者だったな。
アスラン:は…はぁ…
クルーゼ:ラクス嬢は今回の追悼慰霊団の代表も務めるそうじゃないか。素晴らしいことだな。
アスラン:はい。
クルーゼ:ザラ委員長とクライン議長の血を継ぐ、君らの結びつき、次の世代にはまたとない光になるだろう。期待しているよ。
アスラン:ありがとうございます。
クルーゼ:その時代を、今我々は守らねばならん。
アスラン:…
クライン:ではこれより、オーブ連合首長国領、ヘリオポリス崩壊についての、臨時査問委員会を始める。まずは、ラウ・ル・クルーゼ、君の報告から聞こう。
クルーゼ:はい。
トール:補給を?
サイ:受けられるんですか?どこで!
フラガ:受けられると言うか…まぁ…勝手に補給すると言うか…
マリュー:私達は今、デブリベルトに向かっています。
トール:…でぶりべると?って…
サイ:ちょっと待って下さいよ!まさか…
フラガ:君は勘がいいねぇ~。
マリューデブリベルトには、宇宙空間を漂う様々な物が集まっています。そこには無論、戦闘で破壊された戦艦等もあるわけで…
トール:まさか…そっから補強しようって…
フラガ:仕方ないだろ?そうでもしなきゃ、こっちが保たないんだから…
マリュー:あなた達にはその際、ポッドでの船外活動を手伝ってもらいたいの。
サイ&トール&カズイ:ぇぇー…
ナタル:あまり嬉しくないのは同じだ。だが他に方法は無いのだ。我々が生き延びる為にはな…
キラ&ミリアリア&フレイ:…
マリュー:喪われたもの達をあさり回ろうと言うんじゃないわ。ただ…ほんの少し、今私達に必要な物を分けてもらおうというだけ。生きる為に。
キラ:…
アイキャッチ
クルーゼ:以上の経過で御理解頂けると思いますが。我々の行動は、決してヘリオポリス自体を攻撃したものではなく、あの崩壊の最大原因はむしろ、地球軍にあるものと、御報告致します。
議員A:やはり、オーブは地球軍に与していたのだ…
議員B:条約を無視したのは、あちらの方ですぞ!
アイリーン・カナーバ:だが、アスハ代表は…
議員C:地球に住む者の言葉など、当てになるものか。
ザラ:しかし、クルーゼ隊長、その地球軍のモビルスーツ、果たしてそこまでの犠牲を払ってでも手に入れる価値のあったものなのかね?
クルーゼ:その驚異的な性能については、実際にその一機に乗り、また取り逃がした最後の機体と交戦経験のある、アスラン・ザラより報告させていただきたく思いますが。
クライン:アスラン・ザラよりの報告を許可する。
議員一同:おぉ…
アスラン:まず、イージスという名称の付いたこの機体ですが…大きな特徴は……
アスラン:……以上です。
タッド・エルスマン:こんなものを造り上げるとは…!ナチュラル共め!
アイリーン・カナーバ:でも、まだ、試作機段階でしょ?たった5機のモビルスーツなど脅威には…
エザリア・ジュール:だが、ここまで来れば量産は目前だ。その時になって慌てればいいとでもおっしゃるか!?
議員A:これは、はっきりとしたナチュラル共の意志の表れですよ!奴等はまだ戦火を拡大させるつもり…
クライン:…静粛に!議員方、静粛に…
クルーゼ:ふふ…
アスラン:…
ザラ:戦いたがる者など居らん。我らの誰が、好んで戦場に出たがる?
ザラ:平和に、穏やかに、幸せに暮らしたい。我らの願いはそれだけだったのです。
キラ:…あぁ!
サイ:…あぁ!
ザラ:だがその願いを無惨にも打ち砕いたのは誰です。自分達の都合と欲望の為だけに、我々コーディネイターを縛り、利用し続けてきたのは!
キラ:…あぁ!…
ミリアリア:…あぁ!…
トール:…これって…
ザラ:我らは忘れない。あの血のバレンタイン、ユニウス7の悲劇を!
ユニウス7の子供達:…あ?…
ユニウス7の親子:…あ?…
ユニウス7の住民達:うわぁぁぁぁ!!
トール:大陸!?…こんなところに…
キラ:ユニウス…7?…
マリュー:!?……
ザラ:24万3721名…それだけの同胞を喪ったあの忌まわしい事件から1年。それでも我々は、最低限の要求で戦争を早期に終結すべく、心を砕いてきました。だがナチュラルは、その努力をことごとく無にしてきたのです。
ミリアリア:キャー!!うっうっ……
キラ:……
ザラ:我々は、我々を守るために戦う。戦わねば守れないならば、戦うしかないのです!
クライン:……
キラ:あそこの水を!?本気なんですか!?
ナタル:あそこには、一億トン近い水が凍り付いているんだ。
キラ:…でも!…ナタルさんだって見たでしょ?あのプラントは何十万人もの人が亡くなった場所で…それを…
マリュー:水は、あれしか見つかっていないの。
フラガ:誰も、大喜びしてる訳じゃない。水が見つかった!ってよ…
キラ:…フラガ大尉…
フラガ:誰だって、できればあそこに踏み込みたくはないさ。けどしょうがねぇだろ。俺達は生きてるんだ!ってことは、生きなきゃなんねぇってことなんだよ。
トール&キラ&ミリアリア&サイ:…!…
クライン:アスラン
アスラン:クライン議長閣下。
クライン:そう他人行儀な礼をしれくるな。
アスラン:いえ、これは…
クライン:ようやく君が戻ったと思えば、今度はラクスは仕事で居らん。まったく、君等はいつ会う時間が取れるのかな。
アスラン:はぁ…申し訳ありません。
クライン:私に謝られてもな。しかし、また大変なことになりそうだ。
君の父上の言うことも分かるのだがな…
クルーゼ:アスラン・ザラ!あの新造艦とモビルスーツを追う。
アスラン:…!…
クルーゼ:ラコーニとポルトの隊が、私の指揮下に入る。出航は72時間後だ。
キラ:はっ!
クルーゼ:失礼致します!クライン議長閣下!
クライン:我々にはそう時間はないのだ。いたずらに戦火を拡大してどうする?
ザラ:だからこそ許せんのです。我々の、邪魔をする者は!
挿入歌(静かな夜に)
ザラ(回想):我々は、我々を守るために戦う。戦わねば守れないならば、戦いしかないのです!
マリュー:後、どのくらい?
トノムラ:後4時間ってとこですかね?弾薬の方は後1往復で終了ですが…
キラ:民間船?撃沈されたのかこれ……あ!
強行偵察型…複座のジン!なんでこんなところに… アークエンジェルが見つかって、応援を呼ばれたらアウトだ!……
……行け…行ってくれ……そのまま……よし……あぁ……
バカやろう!何で気付くんだよ!
チャンドラ二世:ザフトの!
カズイ:あぁ…
キラ:…僕は…
チャンドラ二世&カズイ:うわぁぁ!
キラ:……………
カズイ:ありがとう、キラ。
チャンドラ二世:マ、マジ死ぬかと思ったぜ。
フラガ:ボウズ!どうし…
キラ:…うぅっ!
…ハァ…ハァ…うっ…うっ…
あぁ!
救命…ポット…
ナタル:つくづく君は、落とし物を拾うのが好きなようだな。
マードック:開けますぜ?
ハロ:ハロ、ハロー、ハロ、ラクス、ハロ。
AAクルー一同:はぁ??
ラクス:ありがとう。御苦労様です。
AAクルー一同:はぁ??
ナタル&マリュー&キラ:あぁ…あ…あぁ…
キラ:あぁ…


次回予告
ナチュラルであること、そしてコーディネイターであること。
それは、自ら選んだわけではない運命。
それぞれの進む道は、次々と枝を広げ、揺れる。
運命を選び取り、歩む者達の上に響くのは、癒しの歌か。
次回、機動戦士ガンダムSEED、「敵軍の歌姫」
流れる歌の向こうに、何を見るのか、ガンダム

 

機動戦士Zガンダム 第49話 生命散って

機動戦士Zガンダム 第49話 生命散って

機動戦士Zガンダム 第49話 生命散って

 

機動戦士Zガンダム 第49話 生命散って

ナレーション:アーガマは損壊したアクシズから離れ、グリプス2の空域目指して、全速で航行していた。その頃、ラーディッシュ以下グリプス2のエゥーゴ艦隊は、アクシズティターンズの総攻撃を受けてエゥーゴは後退を余儀なくされていた。」

ラーディッシュ・オペレーター:うわぁぁ!
ラーディッシュ・オペレーター:ルネ、撃沈されました。
ヘンケン:ラーディッシュの被爆状況を知らせ!
ラーディッシュ・オペレーター:確認します!
ヘンケン:沈むなよ、もうすぐアーガマが来る!

ブライト:クワトロ大尉、頼んだぞ。
クワトロ:了解。メガバズーカランチャーの準備、よろしく頼む。 百式、出る!
カツ:あいつら、このまま共倒れになっちまえばいいんだ。
カミーユ:そんなこと言っているから、子供だと言われるんだ。そのために、エゥーゴが潰されるかもしれないんだぞ。
カツ:そんなこと、やってみなきゃわからないだろ!
エマ:カツ、いいかげんになさい!
カツ:いけませんか?
エマ:サラのことがあるでしょう?それでは死ぬわよ。
カツ:わかってますよ、Gディフェンサー、出ます!
カミーユZガンダムカミーユ、行きます! カツの奴! このマシーンは!?
ジェリド:カミーユ、見つけたぞ!
カミーユ:ジェリド中尉!

エマ:カツ、離れないで!
カツ:わ、わかってます。
ヤザン:Mk-Ⅱか…。よくも見つかった。
エマ:あぁぁ!
カツ:エマ中尉!
ヤザン:何だと!?
エマ:あっあぁ!耐電シートが強化されていなければ、死んでいたわ。

カミーユ:ん?何?カツ、エマ中尉!?
ジェリド:逃げる、カミーユ!

エマ:カツ、ドッキングするわ。用意して!
カツ:わ、わかりました。
ヤザン:あの2機…。
エマ:アイツ…。
カツ:はっ!
ヤザン:何!?うぁ!だぁぁ!
エマ:カツは退避して!は!? カツ、戻って来なさい!
カツ:まだ戦えます!
エマ:カツ!
ヤザン:ネズミがチョロチョロと!
カツ:そんなもの!
エマ:カツ、離れて!
ラムサス:うわっ!うあぁぁ!
ヤザン:ラムサス! こいつぅ!
カツ:そんな弾に当たるもんか!
エマ:カツ!
カツ:え?あぁ!うわぁぁぁ!
エマ:カツ!
ヤザン:なめるからだ。
エマ:カツー!

サラ:(カツ…カツ!)
カツ:あぁぁ。
サラ:(カツ、人は正直すぎてはいけないのよ。でも、それが美しい事だって私に教えてくれたのはあなたよ。だから、私はこの世に生まれてきて良かったと思ってるの。あなたと出会えて本当に良かったわ、カツ。)
カツ:サ、サラ。また君に会えるんだね。
サラ:(そうよ、カツ。)

カミーユ:ん?カツ!
ファ:え?
クワトロ:なんだ!?
ブライト:カツ!
エマ:カツー!
ヤザン:ネズミは仕留めた。次はお前だ。
エマ:よくも! そこ! 違う…。手応えがない。
ヤザン:もらった!
カツ:(エマ中尉、後ろです!)
エマ:え?
ヤザン:死ねぃ!
エマ:あぁぅ!

ヘンケン:ん? Mk-Ⅱだ。
ラーディッシュ・オペレーター:はい、被弾している模様です。
ヘンケン:エマ中尉が・・・。
ラーディッシュ・オペレーター:艦長、ラーディッシュ、Mk-Ⅱへ接近させます。
ヘンケン:だめだ、ラーディッシュは…。
ラーディッシュ・オペレーター:エマ中尉をこのまま見殺しにはできません。
ヘンケン:すまない…。ラーディッシュ前進!目標Mk-Ⅱだ!

ヤザン:ふっ、隠れてもムダだ! な、何だ!
エマ:ラーディッシュ!ヘンケン艦長!
ヘンケン:左弦、敵モビルスーツを叩き落せ!
ラーディッシュ・オペレーター:Mk-Ⅱ、収容しますか?
エマ:ヘンケン艦長、無茶です!撃沈されます!
ヘンケン:中尉が無事ならいい。ラーディッシュを楯にしろ!
エマ:だめですよ!
ヘンケン:なぜ撃ち落せん!
エマ:ヘンケン艦長!逃げて!
ヤザン:落ちろ!
エマ:ヘンケン艦長!
ヤザン:はっはっはっはっは!ぐあっはっはっは!

カミーユ:ラーディッシュが…やられたというのか!?うわっ!ん!
ジェリド:ふっはっは!カミーユ、掴んだぞ!
カミーユ:ジェリドか!?
ヘンケン:うっぅぅ。エマ中尉…。うっ!
エマ:ヘンケン艦長…。
カミーユ:うわぁぁぁぁぁ!
ジェリド:そんなことで、このバウンド・ドックは落ちないぜ!
カミーユ:貴様のようなのがいるから、戦いは終わらないんだ!消えろ!
ジェリド:オレを戦いに駆り立てたのは貴様だ!そんなこと言えるのかよ! オレは貴様ほど、人を殺しちゃいない! 
カミーユ:オレは、人殺しじゃない!
ジェリド:オレがこの手で殺してやる!そしたら戦わずに済むだろう。う!? ぐあぁぁぁ! カミーユ…貴様はオレの…!
カミーユ:あっ…はぁ…はぁ…。みんな死んでいく。こんな死に方…うぅ…。

カミーユ:こんな死に方、嬉しいのかよ。満足なのかよ。誰が、誰が喜ぶんだよ!うわぁぁぁ!

シロッコ:ん?不愉快だな、この感覚は。
レコア:は?
シロッコ:生の感情丸出しで戦うなど…。これでは人に品性を求めるなど、絶望的だ。やはり人は、より良く導かれねばならん。指導する絶対者が必要だ。
レコア:この戦いが終われば、人は変わるのでしょうか?
シロッコ:変えるのだよ。それをやるのはレコア、君かもしれない。
レコア:私は、あなたに賭けたのです。
シロッコ:わかっている。事態は見えてきた。あとは簡単だ。
レコア:はい。
シロッコ:共に、戦おう。
レコア:はい。

カミーユ:エマ中尉!中尉!
エマ:カミーユ
カミーユ:中尉。あなた…。
エマ:ヘンケン艦長が死ぬの、私、見たわ。
カミーユ:中尉!
エマ:あ?カミーユ
カミーユ:ヘンケン艦長やカツを殺した人は、このままにはしませんよ。この決着は付けるんです。そうでしょう?そうでなければこんな宇宙も、人の住んでいるところも、息苦しくって…。
エマ:あぁ! カミーユ!今あなた、自分が何したかわかってるの?
カミーユ:中尉、アーガマまで戻りましょう。Mk-Ⅱで戦うのは無理です。
エマ:カミーユ

ファ:敵?ガンダムが2機!
カミーユ:ファ、Mk-Ⅱを頼む。
ファ:中尉は?
カミーユ:無事だ。
ファ:カミーユ!
エマ:急いでちょうだい、ファ!
ファ:は、はい!

シーサー:グワンバン発見!
ブライト:ダミーじゃないな?
シーサー:はい、急に移動を開始しました。メインスクリーンに拡大映像を出します。
トーレス:Mk-Ⅱ、メタス、帰艦します。
キースロン:メガランチャー、カタパルトデッキに上げました。
ブライト:ランチャー、射出しろ!

アストナージ:ランドセルの交換は、今は無理です。
エマ:シャクルズに乗るから大丈夫。ビームライフルさえ使えれば戦えるわ。
アストナージ:しかし!
エマ:腕のスペアはあるわよね?
アストナージ:少しだけ、休んでいてください。
エマ:アストナージ。

ハマーンモビルスーツ隊を全て出す!狙いはジュピトリスのみ!ん?シロッコか。何だ?シャアか?
シロッコ:来たな。
レコア:カミーユ!
カミーユ:レコアさん!
ヤザンZガンダム、共に死ねぃ!
カミーユ:何!?
レコア:は!?
ハマーン:シャア!
クワトロ:今度はジ・Oか!
シロッコ:そんなモビルスーツで、このジ・Oと対等に戦えると思っているのか、シャア!
クワトロ:えぇい!
カミーユ:うぅ、あのモビルスーツ、レコアさんか。
レコア:邪魔するな!
ヤザンシロッコの女か!挟み撃ちにするぞ!
カミーユ:レコアさん、自分が何をやっているか、わかっていないんだ。カツだって死んじゃったんだぞ!ヘンケン艦長だって!しまった!うわぁ!
レコア:カミーユ、あなたが迂闊なのよ。せめて直撃で即死させてあげるわ。あっ!
エマ:カミーユ、あなたは!
ヤザンガンダム、えぇい! どあぁぁぁ!
エマ:カミーユ、死にたくなければハンブラビを追って!
カミーユ:はい!

エマ:レコアさん、あなたにはカツの声が聞こえなかったの?
レコア:カツ?カツがどうしたの?
エマ:死んだわ。
レコア:え!?
エマ:ヘンケン艦長も死んだわ。あなたは何も感じなかったの?
レコア:そうか、あの時…。
エマ:みんなは感じたのよ。そしてみんなあの二人のために心の中で泣いたわ。でもね、レコアさん、あなたが死んでも、誰も泣いてくれないんじゃない?それでいいの?
レコア:誰もいなくていい!それがあたしの選んだ道よ!
エマ:強がらないで、レコアさん! あなたは女であり過ぎたわ。
レコア:そうよ、あたしは女よ!だから今ここにいる。あなたの敵になった!
エマ:レコア!
レコア:だから戦うのよ!人の生き方はそれぞれ。他人の干渉など!
カミーユ:レコア!エマ!やめるんだ、二人とも!
エマ:えっ…、あぁぁ…。
レコア:エマ中尉わかってよ、男達は戦いばかりで、女を道具に使うことしか思いつかない。もしくは、女を辱めることしか知らないのよ。

エマ:辱められたって…。レコア・ロンド? Z?
カミーユ:レコアさん、エマ中尉。
エマ:はぁぁっ!
ヤザン:Z、逃がさんぞ!
カミーユ:貴様、人が死んだんだぞ、いっぱい人が死んだんだぞ!
ヤザン:お前もその仲間に入れてやるってんだよ!
カミーユ:遊びでやってんじゃないんだよ!
ヤザン:何だと!?あ、あれは!?
カミーユ:命は…命は力なんだ。命はこの宇宙を支えているものなんだ!それを、それを、こうも簡単に失っていくのは、それは、それはひどいことなんだよ!
ヤザン:こいつ、何だぁ!?
カミーユ:何が楽しくて戦いをやるんだよ!貴様のような奴は屑だ!生きていちゃいけない奴なんだ!
ヤザン:あ、あの光、バリヤーなのか!?
カミーユ:うぅぅぅ…。うううううう!

カミーユ:エマ中尉…。
エマ:大丈夫。ノーマルスーツはまだ…。
カミーユ:喋らないで。
エマ:よく…見つけてくれて…。うぅっ!
カミーユ:どこが痛むんです?
エマ:体中が…。

 


次回予告
生き残った者たちが行くところは何処だ?
その予測も立たないままに、人は人の生き血を吸う。
シロッコのせせら笑いは、最期のあがきとは思えなかった。
Zが呼ぶ最後の力。呼び起こすのは誰だ?
次回、機動戦士Zガンダム、宇宙を駆ける。
君は刻の涙をみる・・・

 

機動戦士Zガンダム 第48話 ロザミアの中で

機動戦士Zガンダム 第48話 ロザミアの中で

機動戦士Zガンダム 第48話 ロザミアの中で

 

機動戦士Zガンダム 第48話 ロザミアの中で

ナレーション:ハマーン・カーンは、あと一歩のところでアーガマから逃れた。そのハマーン・カーンが残した巨大な隕石基地アクシズは、月面都市グラナダへ落ちようとしていた。

サエグサ:核を大量にぶつければ、コースを変える事もできますが。
ブライト:それはできないな。もう月面に近づき過ぎている。
クワトロ:コロニーレーザーなら消滅できるだろう?
サエグサ:そうなんですがねぇ、ミノフスキー粒子が濃いみたいで、連絡がつかんのです。
ブライト:ラーディッシュと、か?
サエグサ:えぇ。この船のレーザー、弱いですからねぇ。アクシズの通信施設を使ってグリプスに連絡を取れれば…。
ブライト:よし、トーレスにやらせよう。
サエグサ:その間にあれもやりましょう。
ブライト:手持ちの爆薬を使うのか。やらないよりはマシだろうな。
カミーユ:どうするんです?
ブライト:休んでいろと言っただろ、カミーユ
カミーユ:もし、このままアクシズグラナダに落ちたら、僕の責任です。僕がハマーンを殺せなかったから。
クワトロ:ハマーンが死んでもアクシズは落ちていた。気にするな。キュベレイを動けないようにしただけでも、カミーユは十分やった。
カミーユ:でも、モビルスーツは直せます。ハマーンは、倒せば…直せないんだ。
ブライト:カミーユ、いつからそんな苦労性になった?
カミーユ:苦労してますからね。
ブライト:アクシズの方は任せておけ。カミーユは少し休んでいろ。いつモビルスーツ戦になるかもしれないんだからな。
カミーユ:はい。
クワトロ:カミーユ・ビダンか…。いい方向に変わっているようだが…。

カミーユ:ん?あっ!
ファ:あっ!
カミーユ:あぁ!
ファ:きゃぁ!カミーユったら、少しは休んでいなくっちゃ。カミーユ。ね、戦争が終わったらまた前みたいに学校へ行って喧嘩して、昔みたいになるわよね?
カミーユ:ファ…。
ファ:ね、カミーユ
カミーユ:元通りにはならないさ。オレは自分の役目がわかってきたから。
ファ:え?
アーガマ・クルー:おい、ぶつけないように気をつけろ。
アーガマ・クルー:わかってる。おっと。
カミーユ:休むよ。
ファ:そうね。ちゃんと休んでね。

ゲーツ:ロザミア、聞こえてるか?
ロザミア:えぇ、お兄ちゃん。
ゲーツ:よーし、いい子だ。息を2回吸って一度で吐く。そうだ、ゆっくりだ。落ち着いてるな、ロザミア。
ロザミア:えぇ、お兄ちゃん。
ローレン:よし、ロザミア、アクシズへ。キャパはどこまでロザミアを感じられるか、そのまま待機だ。
バスクヤザン大尉もモビルスーツデッキで待機だ。ロザミアはいいのだな?
ローレン:はっ!ロザミアにはゲーツ・キャパを兄と思わせることで安定しました。
ゲーツ:アクシズへ行けば、そこにはアーガマがいる。Zもだ。Zはお前の倒すべき敵だ。
ロザミア:うん、わかった、お兄ちゃん。
ゲーツ:さあ、ゆけ!

トーレス:ここは居住区だ。ここにもエアーがあるぞ。
アンナ:空気は濁ってないわね。最後まで人がいたのね。
トーレス:電気も生きたままだし、地図とも符合する。通信施設があるのは、あれか、それか。
ファ:はぁ!なに?なに、これ!?
アンナ:きっと、アーガマが爆薬を仕掛けたのよ。
トーレス:気休めだな。
アンナ:急がないと。
トーレス:あぁ。二手に分かれよう。なにかあったらすぐ連絡だ。
アンナ:はい。行きましょう、ファ。
ファ:はい。

ファ:は?

カミーユ:ん?ムダだ、こんなのでアクシズの方向が変えられる訳がない。う、何の音だ?これは声だ。

ロザミア:どこだ?どこだ?確かにいる。だがどこだ。
ファ:あ!きゃぁ!カミーユ!
ロザミア:どこだ?
カミーユ:…ファの悲鳴じゃない。これは、フォウ!まさか。
ロザミア:どこだ、アーガマ?どこだ!
ゲーツ:ロザミア、どこだ!
ロザミア:どこだ、アーガマ!
ゲーツ:ロザミア!お兄ちゃんだ。ロザミア、ロザミア!ロザミア!
ローレン:どうした、キャパ?
ゲーツ:交信不能
ローレン:出力は?
ゲーツ:出力は最高だ。
バスク:どうなっている?
ローレン:ミノフスキー粒子が思ったより濃いようです。通信がつかないと資料が。
ゲーツ:ロザミアだったら私がわかる!不安は全くない!ロザミアは快調です。
バスク:うーむ、良かったな、ローレン。
ローレン:はっ、ありがとうございます。
ドゴス・ギア・オペレーター:モビルスーツ部隊が接近しています。
バスク:なに!?
ドゴス・ギア・オペレーター:視認できます。味方機ですが連絡はありませんでした。
バスクシロッコか。なぜ気付かん!
ドゴス・ギア・オペレーター:装置を、実験に使ってましたので。
バスク:言い訳はいい。ヤザン隊を出せ。

ハイザックパイロット:展開します。
マラサイパイロット:あぁ。

バスク:間に合わん。キャパも回せ!
ローレン:キャパは実験の途中です。ここでやめたらロザミアが不安定に…。
バスク:構わん!

ドゴス・ギア・オペレーター:敵は20機編隊。阻止しろ、ゲーツ・キャパ!
ゲーツ:了解!
ロザミア:(いた! いた、アーガマ!)
ゲーツ:見つけたか、ロザミア?

アーガマ・メカマン:おおい、ちょっと!
ロザミア:(お兄ちゃん!)
カミーユ:強くなってくる。この感覚は・・・フォウだ!
シーサー:敵、モビルスーツです。
サエグサ:何だと!
ブライト:すぐに対応できるか?
シーサー:無理です。
カミーユZガンダム、出ます!
シーサー:カミーユか!頼む!

ロザミア:あれは、Zガンダム!
ロザミア:(Zガンダム!)
カミーユ:なんだ!?フォウ…じゃない!
ロザミア:Zは倒すべき敵!
カミーユ:乗っているのは誰だ?
ロザミア:(死ね!)
カミーユ:ロザミィ!そうなのか!?うぅ!うぅ…フォウなのに。えぇぃ!
ロザミア:逃がすか!
カミーユ:誰なんだ?

ロザミア:パイロットめ、こちらが動けないと思って!
カミーユ:はっ!
ロザミア:はっ!
カミーユ:ロザミィ!
ロザミア:はあぁ!
カミーユ:やっぱり、ロザミィじゃないか!
ロザミア:あ、お兄ちゃん?
カミーユ:そうだよ、カミーユは君のお兄ちゃんだ。
ロザミア:うぅぅ。
フォウ:(カミーユ、どこに行ってたの?探してたのよ。)
カミーユ:フォウ!
ロザミア:うっ、頭が、痛い!
フォウ:(やっと会えたね、カミーユ。もう、離れないから。)
カミーユ:フォウ!うわぁぁ! ロザミィ!

ブライト:ZガンダムはD5のハッチで止まったままなのか?
シーサー:は、はい!
ブライト:Zの相手にしたモビルスーツは、例のサイコガンダムに似た大きさだったが…。

ロザミア:どうしたんだ…?Zのパイロットを追いかけて…。それから、うっ!うぅぅぅ。どこだ、どこへ行った!はっ?
ファ:あ…ロザミィ!
ロザミア:はっ、なぜ私の名を知ってる!
ファ:あなた、ロザミィならどうしてここへ来たの?
ロザミア:なぜ、私の名前を知っているのだ!
ファ:あたし、ファなのよ、ロザミィ。
ロザミア:何で、お前がファなのだ!?
カミーユ:…マネキンか。ん?フォウ…。
ファ:は?
カミーユ:フォウ! はっ…ロザミィ!
ロザミア:うぅぅ。
ファ:覚えていないの?あなたとあたしは知り合いだったのよ。アーガマにもしばらく一緒にいた。
ロザミア:それを捨てろ!
ファ:何を怖がってるの?これはただのヨーヨーよ。こんなオモチャも覚えていないの?ほら。かわいそうね、戦争の仕方しか教えてもらえない強化人間なんて。何になるの?ニュータイプだってそうよ。そんなの始めっからないのに、そのおかげで戦争が起こって、ここで暮らしていた人達も、また戦争へ出て行ってしまったわ。家族と暮らしたことのないあなたにはわからないでしょうけど。
ロザミア:家族はいた。父と母と、お兄ちゃんと…。
ファ:そのあなたの記憶は偽物なのよ。
ロザミア:違う、あたしにはお兄ちゃんがいる!
カミーユ:ロザミィ、一緒にボートで遊んだこと、覚えていないのか?
ロザミア:お前はお兄ちゃんとは違う。あたしはロザミアだ。ロザミィじゃない。あ、うぅぅ。
カミーユ:ロザミィ!
ロザミア:いやぁ!
カミーユ:ロザ…!
ロザミア:お兄ちゃぁん!
カミーユ:ロザミィ!
ファ:カミーユ!
カミーユ:フォウ!どうして!?
ファ:カミーユ、何て言ったの?
カミーユ:ファは、早くみんなのところへ戻れ。
ファ:待ちなさいよ!カミーユ、フォウって言ったわ…。ロザミィなのに…。

ゲーツ:シロッコモビルスーツ隊なぞ、ドゴス・ギアには近づけさせんよ!
ロザミア:(お兄ちゃん!)
ゲーツ:どうした、ロザミア!?おお!うぅっ!
ロザミア:(お兄ちゃん!)
ゲーツ:はっ、どうしたんだ、ロザミア!

カミーユ:ロザミィ!はっ!なに?ロザミィ!あ、あ、あぁぁ!
ロザミア:お兄ちゃん!私のお兄ちゃんは?
カミーユ:やめろ、ロザミィ!
ロザミア:(お兄ちゃん!)
フォウ:(助けて!)
サラ:(早く!)
カミーユ:フォウ、どうして・・・!?
ロザミア:どこなの?お兄ちゃん!
シーサー:うわぁぁ!
ブライト:どうした?
シーサー:は!あのでかいのが、乱射しながら近づいてきます!
ブライト:なに!?カミーユは!?
シーサー:はぁ、もう動いています!
ブライト:コロニーレーザーとは連絡が取れんのか?
シーサー:まだ、報告は入っていません。
ブライト:このままでは、グラナダに突っ込む。

カミーユ:誰でもいい!止めてくれ!ロザミィ、もう一度…もう一度だけ、あの時のロザミィに戻れ!
ロザミア:お兄ちゃん!?
カミーユ:そうだ、お兄ちゃんだよ。もう一度一緒にボートに乗ろう!
ロザミア:違う!
カミーユ:やめろ!
ロザミア:うあぁぁぁ!
カミーユ:ロザミィ、か、かわいそうだが、ちょ、直撃させる!
ロザミア:(早く来て、お兄ちゃん!)
フォウ:(早く!)
カミーユ:フォウが…。
フォウ:(早く、カミーユ!)
カミーユ:うあぁぁぁ!
ロザミア:見つけた!お兄ちゃん!?
カミーユ:はぁはぁはぁ。

ゲーツ:はっ!うわぁぁ!
バスク:どうしたんだ?
ローレン:ゲーツ・キャパの様子がおかしい。ロザミアに何かあったのか…。
バスク:正面、シロッコモビルスーツ隊が!うわぁぁ!

シーサー:やった!グリプスのレーザーが、アクシズのコースを変えた!
ブライト:よくやってくれたな、トーレス
トーレス:僕は通信装置を使ってグリプスに連絡をつけただけですよ。

ファ:ロザミアさんには言い過ぎたのかしら。あの人には罪がないのにね。
カミーユ:ファは、何も間違ったことなんて言っちゃいないさ。ニュータイプも強化人間も、結局何もできないのさ。そう言ったのはファだろ?
ファ:でも…。
カミーユ:できることと言ったら、人殺しだけみたいだな。
ファ:カミーユ…。
クワトロ:あまり気にするな。
カミーユ:気にしてなんていませんよ。気にしてたら、ニュータイプなんてやってられないでしょ?

ナレーション:アクシズは軌道を変えた。だが、その影でいくつもの命が消えていった。そのどちらもが人の運命を揺さぶっていた。


次回予告
エゥーゴティターンズの最後の攻防が始まった。
それぞれが出遭わなければ決して失わなかった命が、
宇宙に次々と吸い込まれていった。
戦いは血で飾らなければならない宿命を持つ。
次回、機動戦士Zガンダム、生命散って。
君は刻の涙をみる・・・

 

機動戦士ガンダムSEED 第06話「消えるガンダム」

機動戦士ガンダムSEED 第06話「消えるガンダム」

機動戦士ガンダムSEED 第06話「消えるガンダム

 

機動戦士ガンダムSEED 第06話「消えるガンダム

マリュー:御苦労様です。本艦の要請受領を感謝致します。
ナレーション:地球軍、ユーラシアの軍事要塞、アルテミス。辺境の小惑星に作られた基地ながら、その傘と呼ばれる、光波防御帯に守られ、未だ、難攻不落の拠点である。
クルーゼ隊の追撃をどうにか振り切ったアークエンジェルは、ようやく、その傘の中へ入った。
マリュー:少佐殿!
ビダルフ(臨検官):お静かに願いたい。艦長殿。
OP(INVOKE)
AAクルー&避難民:ああぁ…
フレイ:何これ…?何なの?ねぇサイ!
キラ:…あ!
アルテミス武装兵A:よーし!そのままだ!
避難民達:あぁ!
アルテミス武装兵A:動くなっ!
避難民達:…あぁ…
キラ&サイ&フレイ:…あぁ…
ミリアリア:キャー!
アルテミス武装兵B:動くな!
マリュー:何事ですっ!?
ナタル:うっ…
マリュー:うっ…
ブリッジ一同:うっ…
アルテミス武装兵C:全員一カ所に集まれ!
フラガ:チッ…
ナタルビダルフ少佐!これはどういうことか説明していただきたい!我々は…
ビダルフ:保安措置として艦のコントロールと火器管制を封鎖させていただくだけですよ。
ナタル:…封鎖?…し、しかし、こんなやり方…
ビダルフ:貴艦には船籍登録もなく、無論、我が軍の識別コードもない。状況などから判断して入港は許可しましたが、残念ながら、まだ友軍と認められたわけではありませんのでね。
ナタル:しかし…!
ビダルフ:軍事施設です。このくらいのことは、ご理解いただきたいが?
ナタル:…
マリュー:…
ビダルフ:では、士官の方々は私と同行願いましょうか。事情をお伺いします。
マードック:なんだってんだよ!お前達は!ふざけるんじゃねぇよっ!
ノイマン:…
チャンドラ二世:…
トノムラ:…
パル:…
ガルシア:大西洋連邦。極秘の軍事計画か…よもやあんなものが転がり込んでこようとはな。
副官:ヘリオポリスが噛んでるという噂、本当だったようですね。
ガルシア:連中にはゆっくりと滞在していただくことにしよう。
ビダルフ:失礼します。不明艦より、士官3名を連れて参りました。
ガルシア:入れっ!
ようこそアルテミスへ。
避難民A:どうなってるんだ?
避難民B:私達はここで降ろしてもらえるんじゃないのか?
避難民C:どうして何の説明もない…
サイ:ユーラシアって味方のはずでしょ?大西洋連邦とは、仲悪いんですか?
トノムラ:そういう問題じゃねぇよ。
サイ:…
パル:ハァ…識別コードがないのが悪い。
トール:それって、そんなに問題なんですか?
チャンドラ二世:どうやらねぇ…。
マードック:本当の問題は、別のところにありそうだがな。
ノイマン:…ですね。
キラ:…ハァ。
ガルシア:マリュー・ラミアス大尉、ムウ・ラ・フラガ大尉、ナタル・バジルール少尉か…。なるほど、君達のIDは確かに、大西洋連邦のもののようだな。
フラガ:お手間を取らせて、申し訳ありません。
ガルシア:いや、なに…。輝かしき君の名は、私も耳にしているよ。エンディミオンの鷹殿。クリマルディ戦線には、私も参加していた。
フラガ:おや、ではビラード准将の部隊に?
ガルシア:そうだ。戦局では敗退したが、ジンを5機落とした君の活躍には、我々も随分励まされたものだ。
フラガ:ありがとうございます。
ガルシア:しかし、その君が、あんな艦と共に現れるとはな。
フラガ:特務でありますので、残念ながら、子細を申し上げることはできませんが。
ガルシア:なるほどな。だがすぐに補給をというのは難しいぞ。
マリュー:我々は一刻も早く、月の本部に向かわなければならないのです。まだ、ザフトにも追われておりますので…
ガルシア:ザフト
マリュー:あ!
ナタルローラシア級?
ガルシア:見ての通り、奴等は傘の外をウロウロしているよ。先刻からずっとな。まぁ、あんな艦の1隻や2隻、ここではどうということはない。だがこれでは補給を受けても出られまい。
フラガ:奴等が追っているのは我々です!このまま留まり、アルテミスにまで、被害を及ばせては…
ガルシア:はっはっはっはっは!被害だと?このアルテミスが?奴等は何もできんよ。そして、やがて去る。いつものことだ。
フラガ:しかし!司令!彼らは…!
ガルシア:ともかく君達も少し休みたまえ。だいぶお疲れの様子だ。部屋を用意させる。
フラガ:司令…しかし…
兵士:失礼します!
フラガ:…
ガルシア:奴等が去れば、月本部と連絡の取りようもある。全てはそれからだ。
フラガ:…アルテミスは、そんなに安全ですかねぇ?
ガルシア:あー、まるで母の腕の中のようにな。
チャンドラ二世:いつまでこんな状態なんですかねー?
トノムラ:分からん。艦長達が戻らなきゃ、何も分からんよ。
パル:友軍相手に暴れるわけにもいかないしなぁ。
サイ:いろいろあるんだな、地球軍の中でも。
キラ:ハァ…
ナタル:いくら不明艦といっても、この扱いは不当です!
フラガ:仕方ないだろー?連中は今、我々を艦に帰したくないんだからさ。
ナタル:…!
フラガ:俺が気になるのは、連中がこのアルテミスだけは、絶対に安全だと思いこんじまってるってことだよ。
ゼルマン:傘は、レーザーも実体弾も通さない。ま、向こうからも同じことだがな。
ディアッカ:だから攻撃もしてこないってこと?バカみたいな話だな。
ゼルマン:だが防御兵器としては一級だぞ。そして重要な拠点でもない為、我が軍もこれまで手出しせずに来たが、あの傘を突破する手立ては、今のところない。やっかいなところに入り込まれたな。
ディアッカ:じゃぁどうするの?出てくるまで待つ?フッフフ…
ゼルマン:…!
イザーク:ふざけるなよディアッカ!お前は戻られた隊長に、何も出来ませんでしたと報告したいのか?
ディアッカ:…!
イザーク:それこそいい恥さらしだ!
ディアッカ:…ふん。
ニコル:傘は、常に開いてるわけではないんですよね?
ゼルマン:ああ、周辺に敵のない時まで展開させてはおらん。だが閉じているところを近づいても、こちらが要塞を射程に入れる前に察知され、展開されてしまう。
ニコル:僕の機体、…あのブリッツなら上手くやれるかもしれません!
イザーク&ゼルマン:ん?
ニコル:あれにはフェイズシフトの他にもう一つ、ちょっと面白い機能があるんです。
ガルシア:なんだ?
アルテミスオペレータ:ザフト艦、ローラシア級、離脱します。イエロー18、マーク20、チャーリー。距離、700。更に遠ざかりつつあります。
ガルシア:分かった。後はライズに任せる。引き続き対空監視を怠るなよ。
アルテミスオペレータ:は!
ガルシア:どうだ?
副官:は!それが…艦の方の調査は順調なのですが、モビルスーツの方が…
ガルシア:どうした?
副官:OSに解析不可能なロックがかけられていて、未だに起動すら出来ないということで…
ガルシア:なに?
副官:今、技術者全員で解除に全力を挙げているということなんですが…
ガルシア:チィ!
ガモフオペレータ:アルテミスとの距離、3500。光波防御帯、依然変化なし。
ニコル:ミラージュコロイド、電磁圧チェック、システムオールグリーン。…ハァ…テストもなしの一発勝負か…大丈夫かな…
イザーク:しかし、地球軍も姑息なものを造る。
ディアッカ:ニコルには丁度いいさ。臆病者にはね。
ガルシア:この艦に積んであるモビルスーツパイロットと技術者は、どこだね?
AAクルー&避難民:…あぁ…
副官:パイロットと技術者だ!この中に居るだろ!
キラ:…!…
ノイマン:何故我々に聞くんです?
副官:なにぃ?
ノイマン:艦長達が言わなかったからですか?それとも聞けなかったからですか?
キラ:…あ!
フラガ(回想):ストライクの、起動プログラムをロックしておくんだ。君以外、誰も動かすことが出来ないようにな。
ガルシア:なるほど。そうか!君達は大西洋連邦でも、極秘の軍事計画に選ばれた、優秀な兵士諸君だったな。
ノイマン:…ストライクをどうしようってんです?
ガルシア:別にどうもしやしないさ。ただ、せっかく公式発表より先に見せていただける機会に恵まれたんでね。パイロットは?
マードック:フラガ大尉ですよ。お聞きになりたいことがあるなら、大尉にどうぞ。
ガルシア:先ほどの戦闘はこちらでもモニターしていた。ガンバレル付きのゼロ式を扱えるのは、あの男だけだということぐらい、私でも知っているよ。
ミリアリア:…うあぁーいっ…
トール:ミリアリア
キラ:…くっ!
ミリアリア:…うっ…
ガルシア:女性がパイロットということもないと思うが…この艦は艦長も女性ということだしな…
ミリアリア:いったーい!
キラ:止めて下さい!卑怯な!
マードック:ボウズ…!
キラ:あれに乗っているのは僕ですよ!
アイキャッチ
アルテミスオペレータ:定時哨戒、近接防空圏内に、敵影感なし。
管制室長:よし、もういいだろう。全周囲、光波防御帯収容。第二警戒態勢に移行。
ニコル:ミラージュコロイド生成良好。散布減損率35%。使えるのは、80分が限界か…
ガルシア:ボウズ、彼女をかばおうという心意気は買うがね…あれは貴様のう様なひよっこが扱えるようなもんじゃないだろ?ふざけたことをするな!
キラ:…!
ガルシア:…うわっ…うおぉ…うほぁ!
キラ:僕は貴方に殴られる筋合いはないですよ!
副官:司令!
キラ:なんなんですかっ!あなた達はっ!
マードック:キラ!止めろ!抵抗するな…
副官:貴様ぁ!
サイ:止めて下さい!
うっ!
フレイ:うわぁぁ!…サイ!…ちょっと止めてよ!キラが言ってることは本当よ!その子がパイロットよ!
マードック:…!
トール:フレイ…
副官:貴様ら!いい加減にしないか!
フレイ:嘘じゃないわよ!だってその子、コーディネイターだもの!
副官:…ええ!…
マードック:あちゃー…
ガルシア:…コーディネイター
トール:なんであんなこと言うんだよ!お前は…
フレイ:だって…でも本当のことじゃない…
トール:キラがどうなるかとか、考えないわけ?お前って!
フレイ:お前お前って何よ!キラは仲間なんだし、ここは味方の基地なんでしょ!?ならいいじゃないの!
トール:地球軍が何と戦ってると思ってんだよ!
キラ:OSのロックを外せばいいんですか?
アルテミス技術者:…ヒソヒソ…
ガルシア:まずはな。だが君にはもっといろいろなことができるのだろ?
キラ:何がです?
ガルシア:例えば…こいつの構造を解析し、同じものを造るとか…逆にこういったモビルスーツに対して有効な兵器を造るとかね。
キラ:僕はただの民間人で学生です!軍人でもなければ、軍属でもない!そんなことをしなければならない理由はありません!
ガルシア:だが君は、裏切り者のコーディネイターだ。
キラ:…あぁ…裏切り者…?
ガルシア:どんな理由でかは知らないが、どうせ同胞を裏切ったんだろ?ならばいろいろと…
キラ:…違う!…僕は…
ガルシア:地球軍側に付くコーディネイターというのは貴重だよ。なに、心配することはない。君は優遇されるさ。ユーラシアでもな。
アルテミスオペレータ:この前の手紙で、お袋の容態が悪いって…
ガルシア&副官:…はっ!?
アルテミスオペレータA:…なんだ?
アルテミスオペレータB:…うっ…
管制室長:どうした!
キラ:…あっ?
フラガ:…
マリュー:…
ナタル:…あっ…何…?
サイ&トール&ノイマン&ミリアリア&パル&フレイ:…!…
ガルシア:管制室!この振動はなんだ!?
アルテミスオペレータ:不明です!周辺に機影なし!
ガルシア:…だがこれは、爆発だぞ!
キラ:…うっ!これは!?
トール:…なんだ…攻撃か?
管制室長:超長距離からの攻撃かもしれん!傘を開けライズ!何をしている!?
ニコル:…あれか!
アルテミスオペレータ:ぼ、防御エリア内に、モビルスーツ!リフレクターが落とされていきます!
ガルシア:なんだとっ!!
ニコル:あいつは港か!?
AAクルー&避難民:…おい…!
ノイマン:この警報はなんだ!?
武装兵:ん…いや…これは…
トノムラ:分からねぇのかよ!
ノイマン:だったら誰かに聞いて来い!どう考えたって、これは攻撃だ!
武装兵:うわっ…ま、待て…!
武装兵達:…うわぁ!
チャンドラ二世:そんなことしてる場合かよ!
ノイマン:起動するぞ!
パル:艦長達が!
ノイマン:このままじゃぁ…ただの的だ…
フラガ:チィ!やられたな!
うわぁー!今の爆発で!部屋に亀裂が入った!空気がぁ!
叫べよー、ドア開けさせるんだ!
マリュー:…はっ!キャーー!助けて!死んじゃうぅ!
フラガ:ぬわぁー!早く開けてくれ!
マリュー:キャーーー!早く助けてー!うぅー…
ナタル:…
フラガ:出してくれー!うわぁぁ…
マリュー:あー!来て!早くー!
フラガ:えいっ!
武装兵A:…うわぁ…!
ナタル:…大尉!?
武装兵B:おい、どうした?
フラガ:ふん!
武装兵B:ぐっ!
フラガ:急ぐんでね!
マリュー:確かに、アルテミスと心中はごめんね!
ナタル:…
ガルシア:傘が破られた!?そんなバカなっ!?
副官:司令ー…
キラ:…でいっ!
武装兵&技術者:うわぁー…
技術者達:うわぁっ!
ガルシア:…だーっ…貴様…!
キラ:攻撃されてるんでしょ?こんなことしてる場合ですか!?
ガルシア:…くっそーっ!
ニコル:居た!
あいつ!今日こそ!
キラ:くっそー!こんなところまで!
イザーク:あいつは!
ディアッカ:あの要塞ごと、沈めてやるさ!
パル:艦長!
フラガ:よくやったなぁ!ボウズ共!
サイ:何なんですか、この要塞!
マリュー:ここでは身動きが取れないわ!アークエンジェル発進します!
キラ:…!
ガルシア(回想):だが君は、裏切り者のコーディネイターだ。
キラ:…くっ!
ガルシア(回想):地球軍側に付くコーディネイターというのは貴重だよ。
キラ:くっそー…もう僕達を放っておいてくれー!
ニコル:…ふぅっ!
ガルシア:何をしている!?船を出せ!このアルテミスがたった1隻の敵にっ!
ガルシア&副官&管制室長:…あ!…うわぁぁぁ!!
ディアッカ:あの艦は?
イザーク:分からない!ニコル!どこだ!
マリュー:ストライクを戻して!反対側の港口より、アルテミスを離脱します!
ミリアリア:キラ!キラ、戻って!
アークエンジェル発進します!
キラ:…えぇぃ…
ニコル:…くっ!逃げるのかぁ!!
ナタル:ストライク、着艦!
マリューアークエンジェル発進!最大戦速!
ニコル:…うぅ…
フラガ:ボウズ…あ?…
マードック:…?…
キラ:…ハァ…あぁー…
トリィ:トリィ?
キラ:…僕は…


次回予告
血のバレンタイン。それは、虚空に輝く狂気の光が止めた、全ての時間。
果てなき闇を彷徨う魂は、もはや、我らに何も伝える術は持たぬのか。
生者と死者、隔てる境界は脆く、凍てついた宇宙の大地に、少年達は、人の業を知る。
次回、機動戦士ガンダムSEED、「宇宙の傷跡」
悲しみの向こうに飛べ!ガンダム

 

機動戦士Zガンダム 第47話 宇宙の渦

機動戦士Zガンダム 第47話 宇宙の渦

機動戦士Zガンダム 第47話 宇宙の渦

 

機動戦士Zガンダム 第47話 宇宙の渦

ナレーション:シロッコは、ティターンズの総帥ジャミトフ・ハイマンを殺害したが、ハマーン・カーンは自らの手でザビ家を再興させることを決意し、両者は決別した。その戦いの中、サラ・ザビアロフは死に、カツは悲嘆に暮れた。

ハロ:カミーユカミーユ!
カミーユ:ハロ。どうしたんだ?あぁ、オレはこれから出掛けなきゃいけないんだ。
シンタ:知ってるよ。
カミーユ:帰ってきたら、一緒に遊んでやるから。
クム:ホント?
カミーユ:ホントさ。だから…。
シンタ:ちゃんと戻って来いよ、カミーユ
カミーユ:シンタ、お前…。何言ってんの、ファに面倒掛けんなよ。
シンタ:カミーユ兄ちゃん!

アストナージ:Zが第一陣で出るぞ、いいな!
カミーユ:カツ。
カツ:何でカミーユだけが、先に出撃するんだよ。
カミーユ:打ち合わせをしたろ、どけ!
ファ:カツ、何をしているの?
カミーユ:照準の合わせ方は、グレネード・ランチャーと同じだな?
アストナージ:そうだ。
カミーユ:ロープは出るな?
アストナージ:設計にミスはない。あとはカミーユの腕次第だ。
カミーユZガンダムカミーユ、行きます!
カツ:えっ…離してよ。
ファ:勝手に出撃してどうするの?
カツ:だって。
シンタ:ファ姉ちゃん!
ファ:あっ、カツ!
シンタ:カミーユのこと心配なんだ。
ファ:えっ?どういうことなの?

トーレス:おい、Gディフェンサーが動いてるぞ。
シーサー:発進命令はZだけじゃないの?
トーレス:Gディフェンサーのパイロット、誰だ!
カツ:ゲート点いてます、出ます。
トーレス:カツか。
カツ:カミーユだけに行かせるものか。サラの仇は、僕が取らなければならないんだ。Gディフェンサー、出ます!
ブライト:カツか。
トーレス:何だ、メタスも?
ブライト:ファ!
ファ:うっ!
ブライト:…全く。
クワトロ:私が出ようか?
ブライト:いや、いい。メール・シュトローム作戦の陽動には、ちょうどいい数だ。
エマ:艦長、なぜ3機も?
ブライト:構うことはない、カミーユがうまくやる。
エマ:そうなんですか?
クワトロ:そうだな。
ブライト:全艦、グリプス2に向けて全速前進!メールシュトローム作戦、発動だ! カツとファめ、戻って来たら修正してやる。

カミーユ:カツ、どうした?
カツ:ハマーンを殺しに行くんだ。
カミーユ:これは戦争だぞ、カツ。
カツ:あいつのせいでサラは死んだ。
カミーユ:戦いに私情を持ち込むと、お前が破滅するだけだ。
カツ:憎いから、戦えるんだろ。
カミーユ:カツ!
カツ:カミーユ
カミーユ:言うことを聞かないと、本当に撃つぞ!
カツ:カミーユ…本気なの?
カミーユ:当たり前だ!戦場で好きにされて、邪魔されては困る!
カツ:カミーユ…。
カミーユ:ファ。
ファ:カツを制止するように、カミーユは自分のことを制止できて?
カミーユ:こんな戦い、ファだってもう嫌だろ?だから、早く終わらせるためには。
カツ:カミーユ1機だけで陽動に出ていいって言うのか?
カミーユ:だめだ!メールシュトローム作戦の本隊と合流しろ!
ファ:カツ!
カツ:カミーユの邪魔はしない。僕がハマーンを陽動してやる。それならいいだろ?

トーレス:主砲射程空域、突入3分前。
シーサー:モビルスーツ発射準備完了。
サエグサ:前方障害物、オートチェック完了。クリアです。
ブライト:よし、モビルスーツ隊発進!メールシュトローム作戦、開始!
クワトロ:クワトロ・バジーナ、百式、出る!
エマ:ガンダムMk-Ⅱ、エマ、出ます!
ボティ:リックディアス、出る!
エマ:あんな所から砲撃して。
クワトロ:実戦は慣れていないようだな。ボティ中尉は私に続け。第一攻撃目標は、コロニーのマイクロウェーブ受信パネルだ。
ボティ:了解。
エマ:来た!敵の注意をこちらに。
トーレスモビルスーツ隊、敵部隊と遭遇しました。
ブライト:砲撃開始!戦闘速度は緩めるな!予定コースを取れ!

グワンバン・オペレーター:第5部隊、そっちの対空砲火邪魔なんだよ!第7部隊のモビルスーツが射出できない!
ハマーン:戦力は圧倒的にこちらの方が上だ。最初の攻撃さえしのげば良い。
グワンバン艦長:はっ!
ハマーン:隙だらけの布陣を敷いているからつけこまれるのだ。エゥーゴめ、艦隊行動も素早いようだな。ん?な、何だ?鳥肌が立っている。何だというのだ。

カミーユ:やはり、間違いない。あの中にハマーンはいる。必ず出てくる。早く来い、ハマーン!

クワトロ:あれか。
ボティ:大尉、グリプス2のブレーカーを破壊しました。
クワトロ:よし、これで電気系統は遮断した。
ガザ:C・パイロットよくもパネルを!逃がすか!えぇい、何がコロニーレーザーだ。ただでかいだけで使い物にならん。

シンタ:わー、もう戦ってんの?
ブライト:子供はこんなところへ。
シンタ:メールシュトロームって何してんの?
ブライト:あのな、渦巻きだよ、メールシュトロームって。ほら、敵のコロニーを渦巻きのように取り囲んでいるだろう?これで敵のコロニーを奪うんだ。
クム:だからメールシュトローム作戦か。
ブライト:あぁ。
シンタ:ハサン先生に教えてやろ!飴玉くれるぞ。
ブライト:先生のところから動くなよ!…ったく!ここは託児所か。砲撃、緩めるな!

カミーユハマーンめ、何をしてる?
グワンバン・オペレーター:エゥーゴの艦隊がグリプスを取り囲みました!
グワンバン艦長:我が艦隊は居眠りでもしているのか!一ヶ所でも突破できんのか!
ハマーン:キャプテン、キュベレイの発進準備だ。奴らのペースに乗せられ過ぎだ。見てはおれん!
グワンバン艦長:ハマーン様!

ハマーン:ミネバ様。このような場所に来られるとは。なぜこんなところにお連れした!?
ミネバ:ハマーン、どこに行くつもりだ?
ハマーン:ミネバ様…。
ミネバ:気持ちが悪いのだ。ザラザラする。どこにも行かないで欲しい。
ハマーン:ミネバ様の察しの良さには驚かされます。確かに今、我が艦はエゥーゴと交戦状態に入っております。
ミネバ:そのことではない。以前グワダンで感じたあの不愉快さを感じるのだ。久しぶりにシャアと会った時に感じた・・・。
ハマーン:あぁ…。(鳥肌が立っている。やはりミネバ様も感じていらっしゃるのか。)心配要りません。アーガマを沈めさえすればエゥーゴは舵を失った船も同然。あとは我がアクシズの意のままです。いざとなればシャアが協力してくれましょう。
ミネバ:シャアか!頼りになる男だ!
ハマーン:ここは危険です。どうぞお引取りください。いずれ戦果をご報告に参ります。
ミネバ:やはり出撃するのか、ハマーン?
ハマーン:またお目にかかります。

アクシズ兵:第8中隊、ハマーン様のお供を致します。
ハマーン:任せる。
アクシズ兵:はっ!
ハマーン:うっ・・・あ…!何だ、この感覚は?さっきと同じ…。

ハマーン:誰かが私を見ている。
アクシズ兵:ハマーン様、敵モビルアーマーが接近中です。
ハマーン:そうか。キュベレイ、出る!
カツ:キュベレイ?ハマーンだな?
ハマーン:ん?違うな、さっきのプレッシャーはこいつではない。
カツ:うわっ!うっ!ん?
ファ:カツ!
カツ:ファ。
ファ:カツこっち!
ハマーン:なめた真似を。
カミーユハマーン!
ハマーン:ん!?シャアか!?違う!誰だ?ん?
カミーユハマーン・カーン、お前は戦いの意思を生む源だ!生かしてはおけない!
ハマーンニュータイプか!?
カミーユ:はっ! ハマーン、お前は人を不幸にする!
ハマーン:俗物が私に!
カミーユ:うぅぅ!
ハマーン:ふふふ。ここまでだろう、俗物?ちっ!
カミーユ:うっ!
ハマーン:うっ!なんだ!?
エマ:え!?
クワトロ:この感覚…。
エマ:何なの、今の?

ハマーン:ここは…どこだ?
カミーユ:はぁぁぁ…。誰だ?フォウとも違う。ロザミィでもない。レコアさんか?お袋?まさか。でもずっと以前に出会っていたような、そんな気がする。
ハマーン:シャア?シロッコだと?どういうことだ、これは?
カミーユ:ん、お袋?オレじゃないか。どうして?どうしてなんだ? うっ!ううぅ!

ハマーン:うっ!あたしだ。夢?しかし…。うっ!
カミーユ:同じものを見た。
ハマーン:ただの記憶が。
カミーユ:人はわかり合えるんだ。
ハマーン:わかり合える?そういうことか。
カミーユ:そうだ。
ハマーン:気易いな。Z、私を迷わせたのは貴様か!
カミーユ:はっ、夢だったのか、今のは。やめろ、ハマーン!
ハマーン:よくもずけずけと人の中に入る!恥を知れ、俗物!
カミーユ:やめろ!僕達はわかり合えるかもしれないだろ!ここに来るまで!
ハマーン:黙れ!貴様もシャアと同じだ!貴様は確かに優れた資質を持っているらしいが、無礼を許す訳にはいかない!
カミーユ:うぅっ!
ハマーン:死ね!なに!?
カツ:サラ、これで仇が討てるぞ。
ハマーン:ネズミが!
カミーユ:こんなところへ、カツ!
カツ:お前のせいなんだぞ! なに!?うわあぁぁぁ!
カミーユハマーン、やめろ!
ファ:カミーユ!
カミーユ:ファ!…ファ。ハマーン・カーン!わかった、お前は生きていてはいけない人間なんだ!
ハマーン:なに!?
カミーユ:暗黒の世界に戻れ、ハマーン・カーン!
ハマーン:このキュベレイをなめてもらっては困る!
カミーユ:今だ!
ハマーン:うっ!ば、馬鹿な!
カミーユ:落ちろ!
ハマーン:(人はわかり合えるんでしょ?)
カミーユ:ぐあぁぁぁ!
ハマーン:Zめ!
カミーユ:今の声…確かに聞こえたのに。ファ、カツ、大丈夫か?
ファ:カミーユハマーンは?
カミーユ:もういいんだ、気にするな。カツ、動けるか?
カツ:あぁ。大丈夫。
カミーユ:よし、メタスを守れ。それが今のお前の役目だ。
カツ:ハマーンはどうなるんだよ?
カミーユ:まだわからないのか、お前は死んでいたんだぞ。アーガマが気になる。ここは任せた。

エマ:速い!一体何機いるの?
カミーユ:エマ中尉、挟み撃ちに。
エマ:はっ、カミーユ?了解。
カミーユ:大尉!
クワトロ:無事だったか。
ボティ:大尉、これで敵モビルスーツは、袋のネズミです。
クワトロ:ここはネモ隊に任せる。アーガマに戻るぞ。

グワンバン艦長:ハマーン様、ご命令通り全艦撤退致しました。
ハマーン:艦隊を立て直し次第、反撃に移る。
グワンバン艦長:はっ!
ミネバの侍女:ミネバ様から、ハマーン様に味わっていただくよう、戦闘ご苦労であったと。
ハマーン:ミネバ様が?…時代は確実に動いている。
ミネバの侍女:は?
ハマーン:倒すべき敵…それはカミーユ・ビダン。そういうことか。

シーサー:グリプス2に入った部隊から報告です。残留するアクシズ側の兵士は、全て降服、グリプス2は完全にエゥーゴが制圧した、以上!
ブライト:あとはアクシズの進路を変えるだけだな。
シーサー:でも、それが大仕事です。
ブライト:全くだ。気が重くなる。
トーレスモビルスーツ隊、収容完了しました。
ブライト:そうか。カツとファをブリッジに上げろ。
トーレス:修正ですか?
ブライト:アーガマ発進する。全速前進!

カミーユ:僕は、チャンスがあったのにハマーンを殺せませんでした。
クワトロ:気にするな。それは私の役目だったのだろう。
カミーユ:いえ、僕の脆い心がハマーンの強烈な意思に負けたんです。それだけです。
クワトロ:危険だな、カミーユ。それではアムロ・レイの二の舞になる。
カミーユ:そうでしょうか。
クワトロ:アムロは自らの魂を解き放つのに7年もかかった。それは地獄の日々だった。
カミーユ:はい。
クム:カミーユ兄ちゃん、ここにいたの?
シンタ:トランプやろう!約束だよ!
カミーユ:おい…わかった、僕の部屋に行こう。
クム:行こう、行こう!
シンタ:今度は僕が親だよ。
ハロ:トランプトランプ、シャア、トランプ。

ナレーション:メールシュトローム作戦は終了し、エゥーゴグリプス2を捕捉したが、アーガマは単独でアクシズを追った。直接アクシズに乗り込み、グラナダへの針路を変更させるためである。

 

 

次回予告
ロザミアのサイコ・ガンダムは、ロザミアの命を引き換えに、その性能を十分に発揮した。
しかし、その戦いの中でカミーユは、懐かしい声を聞くのだった。
次回、機動戦士Zガンダム、ロザミアの中で。
君は刻の涙をみる・・・

機動戦士Zガンダム 第46話 シロッコ立つ

機動戦士Zガンダム 第46話 シロッコ立つ

機動戦士Zガンダム 第46話 シロッコ立つ

 

機動戦士Zガンダム 第46話 シロッコ立つ

ナレーション:天から来たアクシズは、ティターンズの拠点となるべき、ゼダンの門を、一瞬に破壊した。しかし、そのことで人々は、己の欲するものが破壊されたとは思わなかった。

レコア:ジャミトフは動くのでしょうか?
シロッコ:動くよ。私がハマーンと会うと、ジャミトフには言ってあるからな。
サラ:パプティマス様、なぜ私を連れて行ってくださらないのですか?
シロッコ:お前には、ジュピトリスの護衛を任せたはずだ。
サラ:いえ、ハマーンとの談判など、私にお任せくだされば。
シロッコハマーンは、お前の手に負える相手ではない。
サラ:そのようなおっしゃりを。
シロッコ:サラ。着いて来るだけならば許す。
サラ:ありがとうございます。
レコア:サラ…。サラ!あの方はあなたに無理をさせたくないのよ。
サラ:嘘よ。あなたが、あたしとパプティマス様の間に入って…。
レコア:サラ
サラ:あたしもエゥーゴにいたのなら、パプティマス様の相談役になれたわ。
レコア:あの方は、あなたも私も同じように扱ってくださっているのよ。
サラ:嘘よ!
レコア:(あたしをただの女として扱ってくれたのは、シロッコ一人だった。)

シロッコ:どうした?
ティターンズ兵:ジャミトフ准将からの返答がありました。准将もグワダンに行く、それまで事を起こさぬようにと。
シロッコ:わかった。ふふふ、はっはっは、堪えられずに動くか、ジャミトフ・ハイマン。ジ・O、出るぞ!
レコア:パラスアテネ、出ます!
サラ:ボリノーク・サマーン、出ます!

カツ:僕らは待機させられてるっていうのに、何でクワトロ大尉はグワダンから帰って来ないんです?
ファ:やめなさいよ、カツ。少し話し合いが延びてるだけでしょ?
カツ:ハマーンの奴は、またティターンズと手を組むつもりなんだよ。僕は一人でも戦うよ。
カミーユ:よせ!カツ、君が死に急いでも、地球に残して来た人が喜ぶ訳じゃないぞ。
カツ:でも…。はい、ブリーフィングルームです。え!
カミーユ:カツ! カミーユです。どうしたんですか?
トーレス:何かあったのか?
カミーユ:いえ、別に。
トーレス:ジュピトリスの出した通信を傍受した。シロッコハマーン接触するらしい。出撃スタンバれ。
カミーユシロッコハマーンと?
トーレス:そうだ。
カミーユ:わかった。
ブライト:エマ中尉もこのまま待機してくれ。
エマ:はい。
トーレス:緊急発進?Gディフェンサーのカツが?いや、待機の指示は出したが。
ブライト:とめさせろ!子供のやることか!
カミーユ:どうしたんです!?アストナージさん。
トーレス:カツ、止まれ!
カツ:カツ、出ます!
カミーユトーレスZガンダムで出る。カツを追いかける。
トーレス:カツはどうしたって言うんだ。
カミーユ:グワダンに連絡して、カツを撃たないように言ってくれ。
エマ:艦長、カミーユに任せましょう。
ブライト:他のモビルスーツは待機、いつでも出られるように。

アクシズ兵:着艦は2機だけだ。
シロッコ:用心深いな、ハマーンは。
サラ:パプティマス様。
レコア:お願いがあります。
シロッコ:なんだ、レコア?
レコア:私は外で待機させてください。ジャミトフの動きが気になります。
サラ:レコア?
シロッコ:わかった。サラ、ついて来い。

クワトロ:とてもお上手です。感服いたしました。
ミネバ:そうか?
クワトロ:心が楽になりました。
ミネバ:それは良かった。お前が苦しんでいたようなので、気にしていたのだ。
クワトロ:ありがとうございます。
侍女:そろそろお時間でございます。
ミネバ:時間があれば、父上様や母上様の話を、もっとシャアに聞けたのになぁ。
クワトロ:どちらへいらっしゃるのです?
ミネバ:他の船へ移るのだそうだ。
侍女:ミネバ様。
ミネバ:私も早くジオンを再興し、一つの場所に落ち着きたい。サイド3はシャングリラのようなところだと聞いているが。
クワトロ:はい。
ミネバ:その時には、シャアにも傍にいて欲しいものだ。お前は私を一番良くわかってくれるような気がする。
クワトロ:ミネバ様…。(ミネバが動く?)ハマーンめ。

アクシズ兵:ジャミトフ准将のランチです。
ハマーン:ハッチを開き、ランチを回収しろ。
アクシズ兵:ハマーン様アーガマからも通信兵の着艦許可の連絡が届いていますが。
ハマーンアーガマから?
アクシズ兵:はい。
ハマーン:ジャミトフが動くのはわかるが…。
アクシズ兵:拒否いたしますか?
ハマーン:いや、構わない。が、Zだったら入れるな。あれはいけない。ミネバ様はどうなっている?
アクシズ兵:ランチで移動中であります。
ハマーン:よし。
アクシズ兵:アーガマからの機種、確認できました。Gディフェンサーです。
ハマーン:よし、着艦許可出せ。
アクシズ兵:はっ!

アクシズ兵:着艦を許可する。
カツ:ラジャー。シロッコを殺せば、サラは考え直してくれるはずだ。
レコア:あれはGディフェンサー。誰が乗っているんだろう。ん!?は!Zガンダム!
カミーユ:カツの奴、何をやってるかわかっているのか。
アクシズ兵:アーガマからの通信員は1機のはずだが。
カミーユ:間に合うのか!
アクシズ兵:お、何だ?
カツ:カミーユ!
アクシズ兵:行け!
カミーユ:カツ!待ってくれ!
アクシズ兵:動くな!
カミーユ:戻れ、カツ!戻るんだ!
アクシズ兵:うるさい!
カミーユ:カツ!
サラ:カミーユ?カツ…なの?
カミーユ:サラ!サラ、とめてくれ、カツを。
サラ:なぜ来たの?

アクシズ兵:アーガマからは一人と聞いているのに、奴は何だ!
カツ:知らないよ。
アクシズ兵:なんて口をきく!
カツ:うぁ!あぁぁ!
アクシズ兵:う!
カツ:どこにいるんだ、シロッコは!

カミーユ:サラ!
サラ:私はこの船のクルーじゃないのよ。止めには行けないわ。
カミーユ:放っておいたら、カツはシロッコハマーンを殺すかもしれないんだぞ!
アクシズ兵:何だと!?
サラ:嘘よ。カツに殺せる訳がないでしょう?
アクシズ兵:本当なのか、それ!
カミーユ:カツが君に何をした?君をただの女の子として扱っただけだろう!
アクシズ兵:本当なのかと聞いているんだよ!
サラ:…カツ。

カツ:(会見はたぶん艦の中心部だ。だとしたらあそこを通らないと行けない。)
アクシズ兵:ん?なんだ、貴様は?どっから来たんだ?
カツ:一人で行けと言われたんです。
アクシズ兵:誰に?
カツ:警備の人にですよ。
アクシズ兵:警備?うっ!貴様!
カツ:うあぁぁぁ!
クワトロ:…カツ!?
アクシズ兵:うおぉぉ!
クワトロ:大丈夫か、カツ?
カツ:クワトロ大尉。

ジャミトフ:ゼダンの門が落ちたとき、お前の姿を見なかったな?
シロッコ:心苦しく思っております。ジュピトリスが好きに動いてくれませんでした。
ジャミトフ:貴公の報告は読んでいる。多少気がひけて、ハマーンに会う気になったのか?
シロッコ:はい。
ジャミトフ:まあいい。青酸ガスの準備が遅れているのか、ハマーン?

アクシズ兵:Zガンダムパイロットは、入れるなって命令が出た。
カミーユ:そんなことを言ってる場合か!
アクシズ兵:ちょっと待ってろ。
カミーユ:任務、任務って、事が起こってからじゃ遅いんだぞ。
サラ:カツ…。

ハマーン:地球の連邦軍も、そろそろティターンズと手を切りたがっているという話ではないか。
ジャミトフ:冗談ではない。状況はそう簡単に変わるものではない。
ハマーン:まあそれはどうでもいい。私は宇宙の力を手にした。引力に魂を引かれたティターンズなど、恐れるに足らん。

ジャミトフ:大した鼻息だな。私に組する最後の機会を、与えてやろうと思ったのだが。
ハマーン:そちらこそ、私に付けば良いものを。お前はどうなのだ、シロッコ?
シロッコ:地球の引力に魂を引かれた人間が、宇宙の民を率いていけないという君の意見は正しい。しかし私は、ジャミトフ閣下に忠誠を誓っている。この自分の血でな。

カミーユ:…ん!?殺意だ。
アクシズ兵:どうした、急に?
カミーユ:(それだけじゃない、なにかまだ来る。)
アクシズ兵:うお!
クワトロ:カツは戻れ。ハマーンシロッコも私が倒す。
カツ:でも!
クワトロ:戻れ!
カツ:う、うん。

アクシズ兵:ん!?うわぁ!

ハマーン:このグワダンで、私を殺したらどうなるか、わかっているだろう?
シロッコ:もちろん。しかしお前を生かしておくよりは危険が少ない。
ハマーン:それも考えようだな。
シロッコ:ん?
ジャミトフ:何だ!?
シロッコ:うっ!
サラ:…パプティマス様!
カミーユ:な、何だ!?サラ!
アクシズ兵:うぉ!
クワトロ:うぉ!
サラ:パプティマス様は!
アクシズ兵:あいつ!うぁ!
カミーユ:サラ!カツ!
ジャミトフ:あ、あぁ…。シャアは。シャアはどうした!?ハマーンは!?
シロッコ:ここには我々しかいませんよ、ジャミトフ閣下。
ジャミトフ:シロッコ、貴様!
シロッコ:そういうことだ。すまないな、ジャミトフ。
サラ:はっ!パプティマス様!
シロッコ:サラか。
サラ:お怪我を?
シロッコ:かすり傷だ。
サラ:でも。
シロッコ:ジャミトフ閣下がやられた。
サラ:え?
シロッコ:ゆくぞ。

カミーユ:最悪だな。カツ、大尉には会ったのか?
カツ:僕の代わりに。
カミーユ:サラ!もう一人はシロッコ!
アクシズ兵:だぁぁぁぁ!
シロッコ:ゆくぞ!
サラ:はい!
カツ:シロッコめ。外に出てグワダンをやるのか。
カミーユ:カツ!

シロッコ:聞こえるか、全ティターンズ艦隊。これはジャミトフ・ハイマン閣下の遺言である。ジャミトフ閣下は、ハマーン・カーンの手によって暗殺された。直ちにグワダンを叩け。これは閣下の弔い合戦である!

ハマーン:ミネバ様は?
アクシズ兵:すでにグワンバンへお移りになりました。
ハマーン:私はキュベレイで敵の目を引く。
アクシズ兵:はっ!

トーレスティターンズとグワダンが戦闘を開始しました。
ブライト:カミーユから連絡は?
トーレス:ありません。
ブライト:モビルスーツ、出せ!出撃できるものは全てだ!
エマ:ガンダムMk-Ⅱ、エマ、出ます!

カツ:邪魔するな!シロッコに近づくんだ!
カミーユ:巻き込まれたか。クワトロ大尉は!?
シロッコ:出て来たか、ハマーン。サラ、レコア、来い。狙いはキュベレイ1機だ!
ハマーンシロッコめ、来るか!
シロッコ:散開してハマーンを囲め。
サラ/レコア:はっ!
シロッコ:逃げられはせん!
ハマーン:このキュベレイ、見くびっては困る。
シロッコ:何だ!?
レコア:もらった、ハマーン!何だ?どこから撃った!?
サラ:うぁ!どこ!?
ハマーン:さすがだな、シロッコ。しかしいつまで避けられる?
シロッコ:うっ、いい気になるな、ハマーン!…見えた!
ハマーンシロッコ…。奴がこれほどの男とは…。しかし!
シロッコ:うぁぁぁ!ぐっ、なんていうプレッシャーだ。だが、あれごときのモビルスーツに!
カミーユ:何だ!?あっちだ。あの方向から、ものすごいプレッシャーが発している。
レコア:どうしたというの?ジ・Oもキュベレイも動かない。
サラ:感じないの?パプティマス様は、私達の届かないところで戦っているわ。今のうちにハマーンを、キュベレイを叩くのよ。は!?
カツ:死ね、シロッコ!
サラ:カツ、だめ!
カツ:サラ…そんな…。
シロッコ:サラ!
ハマーン:なに?
サラ:カツ、逃げて…早く!ここは…!うわぁぁぁ!
カツあ…。
シロッコ:貴様か、サラを惑わせたのは!…サラ!?
サラ:(カツは、私に優しくしてくれた。だから、逃げて。早く。)
シロッコ:サラが許しても私は許さん!レコア!?
カミーユ:レコアさん、なぜカツを助けた!
レコア:違う、私は!
カミーユ:レコアさんは勝手だよ!
エマ:カミーユ、カツ、大丈夫なの?
シロッコ:なに!?百式?シャアめ生きていたか。レコア、帰艦するぞ。その右腕では戦えまい。
レコア:しかし。
シロッコ:お前まで失う訳にはいかんのだ。
レコア:は、はい!

ハマーン:私が出なくとも、勝手に潰し合ってくれそうだな。
アクシズ兵:ハマーン様、グワンバン移動開始します。
ハマーン:了解した。

エマ:カツ、大丈夫なの?カツ、返事をしなさい。
カツ:エマさん、僕は夢を見てたんだ。サラと一緒に遊んでる夢を…。
エマ:そう。そうなの。なら…。
カツ:う、うぅぅ。

ナレーション:ハマーンはグワダンを失った。そしてティターンズはジャミトフを。シロッコはサラを。しかしそれは戦いを、さらに厳しい方向へと招いていった。

 

 

次回予告
ブライトはメールシュトローム作戦を始動した。
グリプス2を包囲して、その機能を殺し、利用しようというのである。
カツは悲しみを晴らすように突進し、それを制止する者はいない。
次回、機動戦士Zガンダム、宇宙の渦。
君は刻の涙をみる・・・

 

機動戦士ガンダムSEED 第05話「フェイズシフトダウン」

機動戦士ガンダムSEED 第05話「フェイズシフトダウン」

機動戦士ガンダムSEED 第05話「フェイズシフトダウン」

 

機動戦士ガンダムSEED 第05話「フェイズシフトダウン」

マリュー:状況が厳しいのは分かっています!でも、投降はできません!
クルーゼ:あの艦は、どうあっても逃す訳にはいかん。
パル:目標は、かなりの高速で移動。横軸で本艦を追い抜きます。
フラガ:チィ!読まれてるんだ!先回りして、こっちの頭を抑えるつもりだぞ!
マリュー:エンジン始動。同時に特装砲発射。目標、前方ナスカ級!
フラガ:今、この艦を守れるのは、俺とお前だけなんだぜ。
キラ:キラ・ヤマトガンダム!行きます!
OP(INVOKE)
チャンドラ二世:後方より接近する熱源3、距離67、モビルスーツです!
マリュー:来たわね。
ナタル:対モビルスーツ戦闘、用意!ミサイル発射管、13番から24番、コリントス装填、
リニアカノン、バリアント、両舷起動!目標データ入力、急げ!
チャンドラ二世:機種特定…これは…Xナンバー、デュエル、バスター、ブリッツです!
ナタル:何ぃ!?
マリュー:え!?
カズイ&パル:!!
トール&トノムラ:!!
ブリッジ一同:!!
マリュー:奪ったGを全て投入してきたというの…?
ナタル:…
アスラン:…
キラ:!一機!
フラガ(回想):とにかく、艦と自分を守ることだけを考えるんだぞ。
キラ:(…守るって言ったって…)
アスラン:キラ!
キラ:あのモビルスーツは…アスラン!?
イザークヴェサリウスからはもうアスランが出ている。後れを取るなよ!
ディアッカ:ふん!あんなやつに!
チャンドラ二世:敵、モビルスーツ群、散開!
マリュー:迎撃開始!CIC!何をしてるの!
ナタル:…!レーザー照準!いいか!?
チャンドラ二世:はい!
ナタル:ミサイル発射管、13番から18番、てぇ!
7番から12番、スレッジハンマー装填!19番から24番、コリントス、てぇ!
キラ:…!
アスラン:キラ!
キラ:アスラン
アスラン:やめろ!剣を引け!キラ!僕達は敵じゃない、そうだろ?
何故僕達が戦わなくちゃならない!
キラ:…アスラン
アスラン:同じコーディネイターのお前が、何故僕達と戦わなくちゃならないんだ!?
キラ:…
イザークディアッカとニコルは船を!俺はアスランモビルスーツをやる!
ニコル:分かりました。
ディアッカ:ええー?
イザーク:文句はなしだディアッカ。でかい獲物だろ?
ディアッカ:チィッ!
ナタル:バリアント!てぇ!
ディアッカ:チィッ!
ニコル:チィッ!
キラ:アークエンジェルが!
アスラン:止めろ!キラ!
キラ:アスラン
アスラン:お前が何故地球軍に居る?何故ナチュラルの味方をするんだ!?
キラ:僕は地球軍じゃない!
アスラン:…!?
キラ:…けどあの船には仲間が…友達が乗ってるんだ!
君こそ!なんでザフトになんか!?なんで戦争したりするんだ!
アスラン:…!
キラ:戦争なんか嫌だって、君だって言ってたじゃないか!
その君がどうしてヘリオポリスを…!
アスラン:状況も分からぬナチュラル共が…こんなものを造るから…
キラ:ヘリオポリスは中立だ!僕だって!…なのに…あっ!
イザーク:何をモタモタやっている!アスラン
アスランイザークか!?
キラ:X-102、デュエル!じゃあこれも!
マリュー:回避行動を取りつつ、加速最大!
ナタル:アンチビーム爆雷、発射!
イーゲルシュテルン、敵を艦に近づけるな!ヘルダートは自動発射にセットしろ!
ニコル:うっ!
ディアッカ:えーい!
ブリッジ一同:うわぁぁ。
避難民一同:うわぁぁ。
フレイ:何よこれ!何よこれ!
イザーク:チィ!ちょこまかと!逃げの一手かよ!
キラ:…
ディアッカ:くっそー!なかなかの武装じゃないか!取り付けない…
ニコル:艦底部から仕掛けます。援護を!
ディアッカ:分かった!
チャンドラ二世:敵、モビルスーツ!艦底部へ展開!
ナタル:底部イーゲルシュテルン、迎撃開始!
マリュー:ゴットフリートを使う!左ロール角30、取り舵20。
ノイマン:左ロール角30、取り舵20。
フレイ&避難民達:うわぁぁ。
フレイ:いやぁぁ~。
ヴェサリウスオペレータ:敵、戦艦、距離740に接近!
ガモフより入電。本艦においても確認される敵戦力は、モビルスーツ1機のみとのことです。
クルーゼ:あのモビルアーマーはまだ出られんということか。
アデス:そう考えてよいのでは?
クルーゼ:んー。
キラ:くそー!くそー!くそーー!
イザーク:そんな戦い方で!
キラ:あっ!
アスラン:…
フラガ:(…まだか…)
ヴェサリウスオペレータ:敵戦艦、距離630に接近!間もなく本艦の有効射程距離圏内に入ります!
クルーゼ:こちらからも砲撃開始だ。
アデス:モビルスーツが展開中です!主砲の発射は…
クルーゼ:友軍の艦砲に当たるような間抜けは居ないさ。向こうは撃ってくるぞ。
アデス:…
主砲、発射準備!照準、敵戦艦!
ヴェサリウスオペレータ:主砲、発射準備!照準、敵戦艦!
イザーク:てーい!
キラ:…
ディアッカイザーク
キラ:…!!
フラガ:(…捕まえた!)
チャンドラ二世:前方ナスカ級より、レーザー照射感あり!本艦に照準!ロックされます!!
ナタル:…艦長!
マリュー:…
ナタルローエングリン、発射準備!
マリュー:待って!大尉のゼロが接近中です!回避行動を!
ナタル:危険です!撃たなければ撃たれる!
マリュー:…くっ!…
チャンドラ二世:後方!ローラシア級!急速接近!
ディアッカ:何やってるんだ!アスランイザーク!頭を抑える!
アスランディアッカ!?
キラ:くっ!
ニコル:アスラン
フラガ:うおりゃぁぁ!!
クルーゼ:機関最大!艦首下げ!ピッチ角60!
アデス:は!
ヴェサリウスオペレータA:本艦底部より接近する熱源、モビルアーマーです!
アデス:ええい!CU作動!機関最大!艦首下げ!ピッチ角60!
ブリッジ一同:うおぉぉ!
フラガ:いーよっしゃぁぁ!!
ヴェサリウスオペレータA:機関損傷大!艦の推力低下!
ヴェサリウスオペレータB:敵モビルアーマー離脱!
アデス:撃ち落とせぇぇ!!
ヴェサリウスオペレータA:第5ナトリウム壁損傷、火災発生、ダメージコントロール、隔壁閉鎖!
クルーゼ:(…ムウめぇ!)離脱する!アデス!ガモフに打電!
アイキャッチ
トノムラ:フラガ大尉より入電、作戦成功、これより帰投する!
ブリッジ一同:おお~!
マリュー:…ッホ。機を逃さず、前方ナスカ級を討ちます!
ナタルローエングリン、1番2番、斉射用意!
マリュー:フラガ大尉に空域離脱を打電!ストライクにも射線上から離れるように言って!
チャンドラ二世:陽電子バンクチェンバー臨界!マズルチョーク電位*1安定しました!発射口、開放!
キラ:ハァハァハァハァ…
アスラン&ニコル:…!?
イザークヴェサリウスが被弾!?
ニコル:何故!?
ディアッカ:俺達に撤退命令!?
イザーク:しまった!
フラガ:うひょーー!
ヴェサリウスオペレータ:熱源接近!方位000、着弾まで3秒!
クルーゼ:右舷スラスター最大!躱せっ!
ブリッジ一同:うぉぉぉ!
クルーゼ:えええーーい!
チャンドラ二世:ナスカ級、本艦進路上より離脱!
マリュー:ストライクへ帰還信号を!アークエンジェルはこのまま最大戦速で、アルテミスへ向かいます!
キラ:!…
イザーク:帰還信号!?させるかよ!こいつだけでもっ!
アスランイザーク!撤退命令だぞ!
イザーク:五月蠅い!腰抜け!
キラ:くっそー!これじゃあ…
ミリアリア:キラ!
トノムラ:囲まれてます!これではっ!
マリュー:援護して!
ナタル:この混戦では無理です!
トノムラ:ストライクとの距離、開きます!
トール:キラ…
ナタル:…ストライクのパワー残量が心配です。
マリュー:分かってるわ!フラガ大尉は?
フラガ:戻れない?チィ!あのバカ!
キラ:うわわあ゛ぁぁぁ!!
イザーク:でやぁぁぁ!!
キラ:!
…パワー切れ!?しまった!装甲が!
イザーク:もらったぁ!!
キラ&イザーク:!…
アスラン:…
キラ:うっ…
ミリアリア:キラ!
ナタル:!
マリュー:!
トノムラ:捕獲された。ストライク、イージスに捕獲されました!フェイズシフト、ダウン!
ブリッジ一同:!!
イザーク:何をする!アスラン
アスラン:この機体、捕獲する!
イザーク:なんだとぉ!?
ディアッカ:命令は撃破だぞ!勝手なことをするな!
アスラン:捕獲できるものならその方がいい。撤退する!
イザークアスラン!!
くっそー…あいつ…
チャンドラ二世:ローラシア級、280に接近!
ナタル:艦長!
ミリアリア:キラ!キラ!応答して!
トノムラ:フラガ大尉より入電!
ランチャーストライカー、カタパルト射出、準備せよ…?
ナタル:何!?
フラガ:間に合えよー!ボウズッ!
キラ:アスラン!どういうつもりだ!?
アスラン:このままガモフに連行する。
キラ:ふざけるなっ!僕はザフトの船になんかいかない!
アスラン:お前はコーディネイターだ!僕達の仲間なんだ!
キラ:違う!僕はザフトなんかじゃぁ…
アスラン:いい加減にしろ!キラ!このまま来るんだ。でないと僕は、お前を討たなきゃならなくなるんだぞ!
キラ:…アスラン
アスラン血のバレンタインで母も死んだ。僕はっ!…あ!
うわっ!
フラガ:ボウズ!
キラ:フラガ大尉!?
ディアッカモビルアーマー!?
ニコル:アスラン
アスラン:うわっうっ…くそっ!
キラ:うっ…
フラガ:離脱しろ!アークエンジェルがランチャーを射出する!
キラ:え!?
フラガ:後ろにも、まだデカいのが居るんだぞ!早く装備の換装を!
キラ:…分かりました…
アスラン:キラ!!
イザーク:あいつが!
ディアッカ:あのバカ!
ナタル:ストライクに近づけさせるな!
マリューマードック軍曹!準備は!?
マードック:いつでも!しかし無茶ですぜ、こんなのは!途中で落とされちまったら…
マリュー:無茶は承知よ!やるしかないの!
マードック:ひえぇ。
マリュー:バジルール少尉、タイミングは任せます。
ナタル:了解!艦のコントロール、こちらへ!
レーザーデジネーター、オンライン!ストライクとの相対速度合わせ。カタパルトの射出モーメント制御を、ランチャーストライカーのコンピュータに渡せ!
フラガ:おおっと!俺がやられちゃ、話になんねぇ!
ニコル:アスラン
ディアッカイザーク
イザーク:させるかよっ!
チャンドラ二世:デュエル接近!
カズイ&パル:!!
トノムラ:ストライク、軸線に乗りました!
ナタル:カタパルト、射出!
キラ:来た!
ロックされた!?
トール:キラ!
ナタル:は!?
ミリアリア:は!?
サイ:は!?
マリュー:!!
ブリッジ一同:あぁ!?
アスラン&フラガ:!!
イザーク:やったか!?
何っ!?
キラ:うわあぁぁぁぁ!!
イザーク:くっ!
アスラン:引け!イザークディアッカ!これ以上の追撃は無理だ!
イザーク:何っ!
ニコル:アスランの言うとおりです。このままだと、今度はこっちのパワーが危ない!
イザーク:…くっ!
チャンドラ二世:敵、モビルスーツ群、離脱しました!
イザーク:貴様!どういうつもりだ!お前があそこで余計な真似をしなければっ!
ディアッカ:とんだ失態だよ。あんたの命令無視のおかげで。
ニコル:…あ!何やってるんですか!止めて下さい!こんなところで!
イザーク:4機でかかったんだぞ!それで仕留められなかった…こんな屈辱があるか!
ニコル:だからといって、ここでアスランを責めても仕方ないでしょ!
イザーク:…くっ!
えい!
ニコル:アスラン…貴方らしくないとは僕も思います。でも…
アスラン:今は放っておいてくれないか、ニコル…
…くっ!キラ…
マードック:おーい!こらボウズ!
フラガ:あ?どうした?
マードック:いや~、なかなかボウズが出てこねぇえんで…
フラガ:おやおや。おーい、何やってんだ!こら!キラ・ヤマト!…!
キラ:ハァハァハァ…
フラガ:もう終わったんだ。ほら、もう、とっとと出てこいよ。お前も俺も死ななかった、船も無事だ。上出来だったぜ。
キラ:…あっ…
フレイ:うっうっ…。
サイのバカ!バカバカバカ!怖かった、凄く怖かったのよ!私。船が凄く揺れるし、私一人で…
サイ:…
パル:アルテミス、本艦の受け入れ要請を了承。臨検官を送る、とのことです。
マリュー:分かったわ、ありがとう。…ホッ。
ヴェサリウスオペレータ:クルーゼ隊長へ、本国からであります。
クルーゼ:ふんっ。
アデス:評議会からの出頭命令ですか!…そんな、あれをここまで追い詰めておきながら…
クルーゼ:ヘリオポリス崩壊の件で、議会は今頃、てんやわんやといったところだろう。まぁ仕方ない。あれはガモフを残して、引き続き追わせよう。
アデス:は!
クルーゼ:アスランを帰投させろ!修理が終わり次第、ヴェサリウスは本国へ向かう。
キラ:…あ!
フラガ:ちょっと言い忘れてた。
キラ:はい。
フラガ:ストライクの起動プログラムをロックしておくんだ。君以外、誰も動かすことの出来ないようにな。
キラ:…え?
マリュー:御苦労様です。本艦の要請受領を感謝致します。
フレイ:うわぁ~。
サイ:光波防御帯って言うんだって。別名アルテミスの傘。レーザーも通さない絶対防兵器なんだってさ。
フレイ:よかったぁ。これでもう私達、助かったのね。
サイ:ああ。
フレイ:うふ。
ナタル:艦長!
トール:なんだよ、これは!
マリュー:少佐殿!
ビダルフ(臨検官):お静かに願いたい。艦長殿。


次回予告
宇宙に輝く美しき光、アルテミスの傘。が、その裏側にひしめくのは、
身勝手な思惑と欲望。望まぬ戦いを繰り返してまで求めた場所で、
戦争の実態を子供達は改めて知る。動き始めた運命の針は、
止めようもなく、キラをどこへ向かわせようというのか。
次回、機動戦士ガンダムSEED、「消えるガンダム
見えない未来に、立ち向かえ!ガンダム

 

*1:?