アニメの全セリフ -ガンダム、ジブリ、鬼滅の刃など-

アニメの全セリフ、名言、名セリフ

となりのトトロ 全セリフ スタジオジブリ

となりのトトロ 全セリフ スタジオジブリ

となりのトトロ 全セリフ スタジオジブリ

 

となりのトトロ 全セリフ スタジオジブリ


サツキ:お父さん、キャラメル

お父さん:おっ、ありがとう。くたびれたかい?

サツキ:ううん

お父さん:もうじきだよ

サツキ:あっ! メイ、隠れて!

サツキ:お巡りさんじゃなかった。おーい!

サツキ・メイ:アハハハ…

お父さん:お家のかたは、どなたか、いらっしゃいませんか?

お父さん:あっ、どうも

お父さん:草壁です。引っ越してきましたぁ! よろしくお願いしまーす

カンタの父:ご苦労さまです

お父さん:どうもありがとう

お父さん:さあ、着いたよ

サツキ:わあっ!

メイ:あー、待って

お父さん:よっ!

サツキ:メイ、橋があるよ

メイ:ハシ?

サツキ:魚! ほら、また光った

お父さん:どうだい。気に入ったかい?

サツキ:お父さん、ステキね! 木のトンネル!

サツキ:あーっ、あの家?

メイ:わーっ

サツキ:早くーっ

サツキ:わあーっ、ボロッ!

メイ:ボロ~ッ!

サツキ:お化け屋敷みたい!

メイ:お化け?

サツキ:アハハハ… あっ。 フフッ、腐ってる

サツキ・メイ:ワハハハ… アハハハ…

メイ:こわれるーっ

サツキ:こわれるーっ。アワワワ…

サツキ・メイ:アハハハ…

サツキ:メイ、見てごらん。ほらっ。大きいね

メイ:クション

サツキ:フフフ…

サツキ:お父さん、すごい木!

お父さん:ああ、クスの木だよ

サツキ:へぇーっ。クスの木

メイ:クスノキ

サツキ:あっ?

お父さん:おっと…

サツキ:ドングリ!

メイ:うわっ、見せて!

サツキ:あっ、また…

メイ:ああっ。ん? あっ、あった! うん?

お父さん:こらこら。雨戸が開けられないじゃないか

メイ:ドングリ!

サツキ:部屋の中にドングリが落ちてるの

メイ:上から落ちてきたよ

お父さん:ふーん… リス…でもいるのかな?

サツキ・メイ:リス?

お父さん:それともドングリ好きのネズミかな?

サツキ:えーっ

メイ:メイ、リスがいい!

運転手:これ、どこへ運びます?

お父さん:あっ、ここへ… 今開けます

お父さん:サツキ、ウラの勝手口を開けて

サツキ:はーい

お父さん:行けばすぐわかるよ

サツキ:うん

 

サツキ:ほら、おいで

メイ:待ってー

サツキ:ほら、早くーっ

メイ:ああっ…

ススワタリ:(ザザザ…)

サツキ:ハッ?

サツキ・メイ:ワアアア~ッ!!

サツキ:行くよ

メイ:うん

メイ:おフロ

サツキ:うん

サツキ:いないね

メイ:…うん

お父さん:そこは、おフロだよ

サツキ:お父さん、ここに何かいるよ

お父さん:リスかい?

サツキ:わかんない

サツキ:ゴキブリでもない。ネズミでもない。黒いのが、いっぱいいたの

お父さん:ふーん

お父さん:うむ…

サツキ:どう?

お父さん:こりゃ、マックロクロスケだな

サツキ:マックロクロスケ? 絵本にでてた?

お父さん:そうさ。こんないいお天気に、お化けなんか出るわけないよ

お父さん:明るい所から、急に暗い所に入ると、目が眩んで、マックロクロスケが出るのさ

サツキ:そっか!

サツキ:♪マックロクロスケ出ておいで

サツキ・メイ:♪出ないと目玉をほじくるぞ

ススワタリ:(ザザザ…)

サツキ・メイ:アハハハ…

お父さん:さあ仕事、仕事。二階の階段は、いったい、どこにあるでしょうか?

サツキ:えっ?

お父さん:階段を見つけて、二階の窓を開けましょう

サツキ:はーい!

メイ:あっ、メイも!

メイ:お便所!

サツキ:アレーッ?

サツキ:アレーッ?

メイ:アレーッ?

サツキ:アレーッ?

メイ:アレーッ?

サツキ・メイ:アハハハ…

メイ:アレーッ?

サツキ:ない!

メイ:ない! エイッ! いたーい

サツキ:あっ! メイ、あったよーっ

サツキ:まっくらだね

メイ:マックロクロスケ…

サツキ:あっ?

メイ:ドングリ…

サツキ・メイ:♪マックロクロスケ出ておいでーっ

ススワタリ:(ザザザ…)

サツキ・メイ:ワーッ…

サツキ:マックロクロスケさん、いませんか?

サツキ・メイ:ハッ

メイ:わっ

ススワタリ:(ザザザ…)

メイ:うん?

サツキ:お父さーん。やっぱりこの家、何かいる

お父さん:そりゃあスゴイぞ!

お父さん:お化け屋敷に住むのが、子供の時から、お父さんの夢だったんだ

お父さん・運転手:ああっとォ!

サツキ:大変!

メイ:ワッ!

メイ:とった! おねえちゃーん!

カンタのばあちゃん:おお?

メイ:わっ

お父さん:メイ?

ばあちゃん:ハハハ。元気だネー

お父さん:この家を管理されてる、隣のおばあちゃんだよ。応援に来て下さったんだ

サツキ:サツキに… 妹のメイです。こんにちは

ばあちゃん:はい、こんにちは。賢そうな子だよぉ

ばあちゃん:こんなに急ぎでなきゃ、家の手入れも、しといたんだけんど…

お父さん:ハハ… これで充分ですよ

ばあちゃん:いま時分は田んぼが忙しくて、んでも時どき掃除は、しといたんだ

サツキ:メイ、手まっくろじゃない。どうしたの

メイ:マックロクロスケ逃げちゃった

サツキ:ああっ、メイの足!

メイ:あっ

サツキ:ああっ、私のもマックロ

ばあちゃん:ほぉほぉ。イヤイヤイヤ…

ばあちゃん:こりゃ、ススワタリが出たな

サツキ:ススワタリ?

サツキ:ススワタリって、こんなんで、ゾワゾワ~ッて動くもの?

ばあちゃん:んだ。だあれもいねぇ古い家に湧いて、

ばあちゃん:そこら中、ススと埃だらけにしちゃうのよ

ばあちゃん:小ちぇー頃には、わしにも見えたが…

ばあちゃん:そうか、あんたらにも見えたんけぇ

お父さん:そりゃ妖怪ですか?

ばあちゃん:そったら恐ろし気なもんじゃねえよ

ばあちゃん:ニコニコしとれば、悪さはしねぇし、

ばあちゃん:いつの間にか、いなくなっちまうんだ

ばあちゃん:今頃、天井裏で、引っ越しの相談でもぶってんのかな

サツキ:メイ、みんな逃げちゃうってさ

メイ:つまんない

サツキ:だって、こーんなの出てきたら、どうすんの?

メイ:メイ、こわくないもん

サツキ:あら、じゃあ夜になっても、お便所、一緒に行ってやんない

ばあちゃん:ヘヘヘ… さあさ、掃除しよう。川で水、汲んで来ておくんな



サツキ:川で?

メイ:メイも行く!

サツキ・メイ:アハハハ…

サツキ:メイは、そこで待ってな

メイ:お魚とれた?

サツキ:おばあちゃーん。出たーっ!

ばあちゃん:よーく漕ぎな。水がちめたくなるまで

サツキ:はーい

サツキ:ん? あっ、さっきの… なあに、ご用?

カンタ:カアちゃんが、ばあちゃんに…

サツキ:なあに?

カンタ:ん

サツキ:えっ?

カンタ:ん…!

サツキ:あっ… あ。ね、待って! これ何?

ばあちゃん:カンタかぁ?

カンタ:やーい、おまえん家… おっばけやーしき~

ばあちゃん:カンタ!

サツキ:ベー!

お父さん:ハハハ…そういうのお父さんにも覚えがあるなあ

サツキ:男の子キライ!

サツキ:でも、おばあちゃん家のオハギは、とーってもスキ!

ばあちゃん:たんと、お上がり

サツキ:ご苦労さま

お父さん:どうもありがとうございました

サツキ・メイ:さよならー

サツキ:わあっ!

メイ:お父さん、お家ボロだから潰れちゃうよ

お父さん:ハハハ… 引っ越したばかりで、潰れるのは困るな

サツキ:ハッ

お父さん:ワッハッハッハ… みんな笑ってみな。おっかないのは逃げちゃうから

お父さん:ハッハッハ…

メイ:メイ、こわくないもん

サツキ:ハッハッハ…

メイ:こわくないもん

サツキ:エヘヘヘ…

メイ:きゃあ

お父さん:ガオー! ガオー!

サツキたち:アハハハ…

サツキ・メイ:イッチニ、イッチニ、イッチニ…

お父さん:それ、がんばれ、がんばれ

お父さん:よーし。洗濯、おわり

サツキ・メイ:わーっ

サツキたち:しゅっぱーつ!

サツキたち:キャーッ

サツキ:おばあちゃーん! こんにちはー

お父さん:ご精が出ますね

ばあちゃん:お揃いでお出かけかーい?

サツキ:お母さんのお見舞いに行くの

ばあちゃん:そりゃエライよなー。よろしく言っとくれーっ

サツキたち:はーい

カンタ:べー!

サツキ:べー!

サツキ:あっ、こっちこっち…

サツキ:こんにちは

患者:いらっしゃい

メイ:あーっ。お母さん!



お母さん:メイ。よく来てくれたわね

メイ:お父さん、道、間違えちゃったんだよ

お母さん:そーお… いらっしゃい

サツキ:今日、田植え休みなの

お母さん:あっ、そうか

メイ:お父さん、先生とお話してる

お母さん:みんな来てくれて嬉しいわ。新しいお家はどう? もう落ち着いた?

お母さん:ん。えっ、お化け屋敷?

サツキ:うん

メイ:お母さん、お化け屋敷スキ?

お母さん:もちろん! 早く退院して、お化けに会いたいわ

サツキ:よかったね。メイ

メイ:うん

サツキ:心配してたの。お母さんがキライだと困るなって

お母さん:サツキとメイは?

サツキ:スキ!

メイ:メイ、こわくないよ

お母さん:フフフ… メイの髪の毛、サツキが結ってあげてるの?

サツキ:うん

お母さん:じょうずよ。いいね、メイ

メイ:でも、おねえちゃん、すぐ怒るよ

サツキ:メイはおとなしくしないからよ

お母さん:サツキ、おいで。ちょっと短すぎない?

サツキ:私、この方がスキ

メイ:メイも、メイも

サツキ:順番!

お母さん:相変わらずのクセッ毛ね。私の子供の頃とそっくり

サツキ:大きくなったら私の髪も、お母さんのようになる?

お母さん:たぶんね。あなたは母さん似だから…

サツキ:お母さん、元気そうだったね

お父さん:ああ、そうだね。先生も、もう少しで、退院できるだろうって言ってたよ

メイ:もう少しってアシタ?

サツキ:またメイのアシタが始まった

お父さん:明日はちょっとムリだなあ

メイ:お母さん、メイのおフトンで、一緒に寝たいって

サツキ:あれっ、メイは大きくなったから、一人で寝るんじゃなかったの?

メイ:お母さんはいいの!

サツキたち:ハハハ…

サツキ:お父さーん。朝ですよ!

お父さん:うーん

メイ:えいっ。起きろーっ!

お父さん:すまん。また寝すごした

サツキ:今日から私、お弁当よ

お父さん:しまった。すっかり忘れてた

サツキ:大丈夫。みんなのも作るね

メイ:焦げてる

サツキ:待ってぇ

サツキ:これ、メイのね

メイ:メイの?

お父さん:メイ、座って食べなさい!

サツキ:はい。自分で包んで

みっちゃん:サーツキちゃーん

サツキ:あっ、大変。ハーアーイ

お父さん:もう友だちができたのかい?

メイ:サーツキちゃーんだって

サツキ:うん、みっちゃんっていうの

サツキ:ごちそうさま。行ってきまーす

お父さん・メイ:行ってらっしゃーい

サツキ:おはよう

みっちゃん:おはよう。早く行こう

お父さん:ふぁ~あ

メイ:お父さーん。メイ、おねえさんみたい?

お父さん:うん。お弁当さげて、どちらへ?

メイ:ちょっとそこまで

メイ:お父さーん。お弁当まだ?

お父さん:えっ、もう…?

メイ:お父さん、お花屋さんね

メイ:オジャマタクシー!

メイ:あっ! あれっ! 底ぬけだ…

メイ:ん? みーっけ! あっ。あっ。うわぁ

メイ:あっ。あーっ。ん。あぁ! ん? ああっ! んあっ

メイ:あーっ! ハッ。うあーっ!

メイ:ハッ。ハハハ… …フフフ。ワーッ。フフフ… ワーッ!

メイ:わぁーっ

トトロ:グルルル…

メイ:フフフ… フハッ

トトロ:ハッ、ハッ… ブワァークション!

メイ:んー。あなたはだあれ? マックロクロスケ?

トトロ:ドゥオ、ドゥオ、ヴロロロ…

メイ:グワーッ!

トトロ:ドゥオ、ドゥオ、ヴロロロ…

メイ:トトロ! あなたトトロっていうのね

トトロ:フワーッ

メイ:やっぱりトトロね。トトロ…

トトロ:フワーッ

みっちゃん:じゃあね

サツキ:あとでねーっ

サツキ:ただいま

お父さん:おかえり。あっ、もうこんな時間か

サツキ:メイは? みっちゃん家に行くの

お父さん:お弁当、まだなんだ。メイ、庭で遊んでないかい?

サツキ:メーイッ。メーイッ

お父さん:メイ

サツキ:メーイッ

サツキ:お父さーん。メイの帽子があったー!

サツキ:あっ。メイ… メイ…

メイ:んっ

サツキ:あっ。フーッ。メイッ。こらっ。起きろ!

メイ:はっ

サツキ:こんなとこで寝てちゃ、ダメでしょ

メイ:トトロは?

サツキ:トトロ?

メイ:あれ? あれ?

サツキ:夢みてたの?

メイ:トトロいたんだよ

サツキ:トトロって絵本に出てたトロルのこと?

メイ:うん。トトロってちゃんと言ったもん

メイ:毛がはえて、こーんな口してて、こんなのと… こんくらいのと…

メイ:こーんなに大きいのが寝てた

さつき:はーっ

お父さん:いた。いた。へえ… すごいね。秘密基地みたいだな

サツキ:お父さん。メイ、ここでトトロに会ったんだって

お父さん:トトロ?

メイ:うん。こっち!

お父さん:おーい、待ってくれ

メイ:あれっ?

サツキ:ここ?

メイ:ううん。さっきは大きな木のとこに行った

サツキ:だけど一本道だったよ。あっ、メイ。戻っておいでーっ

サツキ:メイったらーっ

サツキ:アハハハ…

メイ:ほんとだもん! 本当にトトロいたんだもん! ウソじゃないもん!

サツキ:うん

お父さん:メイ

メイ:ウソじゃないもん

お父さん:うん。お父さんもサツキも、メイがウソつきだなんて思っていないよ

お父さん:メイはきっと、この森の主に会ったんだ

お父さん:それはとても運がいいことなんだよ。でも、いつも会えるとは限らない

お父さん:さあ、まだ挨拶に行っていなかったね

サツキ:あいさつ?

お父さん:塚森へ出発!

サツキ:ハアッ

お父さん:ひゃあ、メイも重くなったなぁ

サツキ:お父さん。あのクスの木! 大きいねえ

メイ:あった!

サツキ:あの木?

メイ:うん!

サツキ:お父さん。早く早く!

メイ:あっ!穴、なくなっちゃった…

サツキ:本当にここ?

メイ:うん

サツキ:穴が消えちゃったんだって

お父さん:ねっ。いつでも会える訳じゃないんだよ

サツキ:また会える? 私も会いたい

お父さん:そうだな。運がよければね。立派な木だなあ

お父さん:きっと、ずーっとずーっと昔から、ここに立っていたんだね

お父さん:昔々は、木と人は仲よしだったんだよ

お父さん:お父さんは、この木を見て、あの家がとっても気に入ったんだ

お父さん:お母さんも、きっと好きになると思ってね

お父さん:さっ、お礼を言って戻ろう。お弁当を食べなきゃ

サツキ:そうだ! みっちゃん家に行く約束なんだ

メイ:メイも行く!

お父さん:気をつけ。メイがお世話になりました。これからもよろしくお願いいたします

サツキ・メイ:お願いいたします

お父さん:家まで競争!

サツキ:あっ、ずるーい

メイ:ああーん

サツキ:待ってーっ

メイ:ああ

サツキ:早くーっ

メイ:待ってーっ

サツキ:今日は、すごいニュースがあるんです。

サツキ:メイがお化けのトトロに出会いました。

サツキ:私は、自分も会えたらいいなと思っています。

カンタの母ちゃん:カンタ! 早くしないと遅れるよ

カンタ:うん…

先生:これっ!

サツキ:ハッ。…メイ? 先生!

先生:はい、サツキさん

サツキ:あの… 妹が…

サツキ:おばあちゃん? メイ…

ばあちゃん:ごめんな。おねえちゃんのとこ行くって、きかねぇもんだから…

サツキ:だって… メイ。今日はお父さんが大学へ行く日だから、

サツキ:おばあちゃん家で、イイ子で待ってるって、約束したでしょう

サツキ:私は、まだ2時間あるし、おばあちゃんだって忙しいのに…

ばあちゃん:ずっとイイ子にしていたんだよ。ねえ。

サツキ:ふー。おばあちゃん。先生に話してくる

先生:サツキさんのお家は、お母さんが入院されていて大変なんです

先生:みなさん。仲よくできますね

子供たち:はーい

みっちゃん:なあに、それ?

メイ:トトロだよ

サツキ:シーッ… おとなしくしてなきゃ、ダメでしょ

メイ:うん

サツキ:ふーっ

みっちゃん:メイちゃん、バイバイ

サツキ:クラブ休むって言って

みっちゃん:うん。先生に言っとく

友達:まったねー

メイ:バイバーイ

サツキ:メイ、急いで。雨ふるよ

メイ:うん

サツキ:わあっ、ふってきた!

メイ:わっ!

サツキ:あ。ほら

メイ:メイ、泣かないよ。エライ?

サツキ:うん。でも困ったね…

サツキ:お地蔵さま、ちょっと雨やどりさせて下さい

カンタ:ン… ン…

サツキ:あ

カンタ:ン…

サツキ:でも… あっ

メイ:おねえちゃん。よかったね

サツキ:うん…

メイ:カサ、穴あいてるね

サツキ:うん…

サツキ:お父さん、カサ持ってかなかったね

メイ:メイもお迎え行く!

カンタ:だから、忘れたの!

カンタのお母さん:雨がふってる時に、カサを忘れるバカがどこにいるの

カンタ:いってえ

カンタのお母さん:どうせ振り回して壊しちゃったんだよ

カンタ:ちがわい!

カンタ:あっ!

サツキ:ごめんください

カンタのお母さん:あら、サツキさん。メイちゃんも… ばあちゃん!

サツキ:今日は、すみませんでした

カンタの母:こっちこそ、お役に立てなくてね

サツキ:あの、このカサ、カンタさんが貸してくれたんです

カンタの母:へえ。あの子が… やだよ。こんなボロガサ

サツキ:メイもいたから、とても助かったの。でもカンタさんが濡れちゃって

サツキ:ありがとうございました

カンタの母:いいのよ、いつだって泥だらけなんだから

カンタの母:ちっとは、きれいになるでしょう。お父さんを迎えに行くの?

サツキ:ええ

カンタの母:エライねえ。メイちゃん。バイバイ

メイ:バイバイ

カンタ:ブーン…

ばあちゃん:だれか来たんけぇ?

カンタ:知らねえ!

サツキ:あっ、ちょうど来たよ

メイ:あはっ

車掌:乗りますか? 発車オーライ

メイ:お父さん、乗ってないね

サツキ:きっと次のバスなんだよ。メイは、おばあちゃん家で待ってる?

サツキ:どうしたの?

メイ:む

サツキ:メイ… 眠いの?

サツキ:だから言ったのに… 今から、おばあちゃん家、行く?

メイ:ううん

サツキ:もうすぐだから、がんばりな。バス、遅いね…

サツキ:ほら

サツキ:あ。ハッ。トトロ?

トトロ:グゥォォォ…

サツキ:あっ、待ってね。貸してあげる。早く。メイが落ちちゃう

サツキ:こうやって使うのよ

サツキ:わっ

トトロ:グゥオオオ…

サツキ:ハッ。バスが来た! ハァ?

ネコバス:グルルル…

サツキ:ひっ

サツキ:トトロ、お父さんのカサ、持ってっちゃった…

お父さん:やあ。すまん、すまん…

車掌:発車オーライ

お父さん:電車が遅れてね。バスに間に合わなかったんだ。心配したかい?

サツキ:出たの! お父さん、出た出た!

メイ:ネコ! ネコのバス!

お父さん:ん?

サツキ:すっごく大きいの

メイ:こーんな目してるの

サツキ・メイ:コワーイ

サツキ:エヘヘ。会っちゃった。トトロに会っちゃった。ステキーッ

メイ:コワーイ

カエル:グエーッ

サツキ:ねえ…

サツキ・メイ:ウワーッ。ハハハ…

サツキ:お母さん。まだ胸がドキドキしてるくらいです。

サツキ:とてもフシギで不気味で楽しい1日でした。

サツキ:それにトトロのくれたお礼もステキだったの。

サツキ:ササの葉でくるんで、竜のヒゲで縛ってある包みでした。

サツキ:家に帰ってから開けてみました。

サツキ:そしたら、中から木の実が…

サツキ・メイ:わあーっ

お母さん:お家の庭が森になったらステキなので、木の実は庭にまくことにしました

お母さん:でも―

サツキ:なかなか芽が出ません。

サツキ:メイは、毎日毎日、まだ出ない、まだ出ないと言います。

サツキ:まるで、サルカニ合戦カニになったみたい。

お母さん:まあ。フフフ…

サツキ:もうすぐ夏休みです。早く元気になって下さい。

サツキ:お母さんさま。サツキ。

サツキ・メイ:ハハハ…

お父さん:これこれ。よっ。おっ、おっと

サツキ・メイ:アハハハ…

お父さん:消すよ

サツキ:待って

メイ:お父さん。アシタ芽でるかな

お父さん:そうだなあ。トトロなら知っているんだろうけどな。おやすみ

サツキ:…メイ

メイ:うーん

サツキ:木の実をまいたとこだよ

メイ:うん

メイ:あーっ

サツキ:…アハハ

トトロ:ウーン… プゥアッ!

サツキ・メイ:あーっ。ワアッ

トトロ:ウーン… ブゥアッ!

メイ:うわーっ

サツキ:ウーン… ワアッ!

メイ:ウーン… エイッ! わあ

サツキ・メイ:やったー! やったー! うわ!

メイ:うわぁーっ。うははっ

サツキ:ハッ。えいっ

トトロ:グゥオオオ…

サツキ・メイ:ワァーオ

サツキ:メイ。私たち、風になってる!

メイ:うん!

オカリナの音:(ポー。ポー。プィ~。ポー。ポー。ポー。)

サツキ:ハッ

メイ:木がない…

サツキ:あっ!

メイ:あっ!

サツキ:やったー!

サツキ・メイ:わあああ…

サツキ:夢だけど…

メイ:夢じゃなかった

サツキ:夢だけど…

メイ:夢じゃなかった

サツキ・メイ:バンザーイ。やったー。うふふ… わはは…

郵便配達:草壁さーん。電報でーす。草壁さーん。電報です… 留守かな?

メイ:おばあちゃーん

ばあちゃん:こっちだよ。これなら食べ頃だ

メイ:あは

サツキ:おばあちゃん。これは?

ばあちゃん:ええよ

サツキ:ふう。おばあちゃんの畑って宝の山みたいね!

ばあちゃん:ハハ… さあ、ひと休み、ひと休み

ばあちゃん:よーく冷えてるよ

サツキ:いただきまーす。んふ。おいしい

ばあちゃん:そうかい? お天道さま、いっぱいあびてっから、身体にもいいんだ

サツキ:お母さんの病気にも?

ばあちゃん:もちろんさ。ばあちゃんの畑のもんを食べりゃ、すぐ元気になっちゃうよ

サツキ:今度の土曜日、お母さん帰ってくんの

メイ:メイのおフトンで一緒に寝るんだよ!

ばあちゃん:そうかい。いよいよ退院か

サツキ:ううん、まだ本当の退院じゃなくて、月曜日には病院へ戻るの

サツキ:少しずつ、ならすんだって

ばあちゃん:そうかい。んじゃ、どんどん食べてもらわなくちゃ

メイ:メイがとったトンモコロシ、お母さんにあげるの

ばあちゃん:お母さん、きっと喜ぶよ

メイ:うん!

カンタ:電報。留守だからってあずかった

サツキ:私ん家?

サツキ:おばあちゃん。お父さん、夕方まで帰らないの

ばあちゃん:開けてみな。急ぎだといけねぇから



サツキ:うん

サツキ:レンラクコウ。シチコクヤマ…

サツキ:七国山病院! お母さんの病院からだわ。お母さんに何かあったんだ…

サツキ:おばあちゃん、どうしよう! 連絡しろって

ばあちゃん:落ち着いて、落ち着いて… お父さんの居場所わかんのか

サツキ:研究室の番号は知ってるけど、でも電話がないもん

ばあちゃん:カンタ。本家へ連れてってあげな。電話かしてもらえ

カンタ:うん

ばあちゃん:メイちゃんは、ここにいな

サツキ:メイ。おばあちゃんのとこにいな

サツキ:もしもし。市外をお願いします。東京の31局の1382番です。はい

本家のおばあちゃん:かわいい子じゃねえ。カンタ…

サツキ:もしもし。はい…

サツキ:もしもし。考古学教室ですか? 父を… あの、草壁をお願いします

サツキ:私、草壁サツキです。はい

サツキ:あっ、お父さん! 私、サツキ!

お父さん:やあ、なんだい? フンフン。病院から…

お父さん:わかった。いますぐ病院に電話してみるよ

サツキ:お母さんに何かあったの? どうしよう。お父さん!

お父さん:大丈夫だよ。病院にたしかめたら、すぐそっちへ電話するから

お父さん:そこで待たせてもらいなさい

サツキ:うん

お父さん:じゃあ、いったん切るからね

サツキ:おばあちゃん。ここで待たせて下さい。お父さんが電話してくるの

本家のおばあちゃん:ああ。ゆっくりしてきな

メイ:おねえちゃーん。ハッ

ヤギ:メエー。メエー。

メイ:ダメだよ。これ、お母さんのトンモロコシだよ

ヤギ:ンメエー。

メイ:ダメだもん! お母さんにあげるんだもん!

サツキ:メイ。お母さんの体の具合が悪いんだって

サツキ:だから今度、帰ってくるの延ばすって

メイ:ヤダーッ!

サツキ:しかたないじゃない。ムリして病気が重くなったら困るでしょ

メイ:やだ~っ

サツキ:ねっ。ちょっと延ばすだけだから…

メイ:やだ~!

サツキ:じゃ、お母さんが死んじゃってもいいのね

メイ:やぁだ~!

サツキ:メイのバカ! もう知らない!

カンタ:行こうよ

メイ:ウァーン… おねえちゃんのバカァ。ウワーン。バカァ

ばあちゃん:そろそろ洗濯物をしまわねぇと… そんなに気を落とさんで

ばあちゃん:ばあちゃんが手伝いに来てやったから、元気だしな

ばあちゃん:お父さんは病院に寄ると言ってんだしよ

ばあちゃん:お母さん風邪だっていうんだから、次の土曜にゃ戻ってくるよ

サツキ:この前もそうだったの… ほんのちょっと入院するだけだって

サツキ:風邪みたいなものだって… お母さん、死んじゃったらどうしよう

ばあちゃん:…サツキちゃん

サツキ:もしかしたら、お母さん… ウァーン

ばあちゃん:大丈夫。大丈夫

ばあちゃん:こんなかわいい子たちをおいて、どこのだれが死ねっかい

ばあちゃん:泣くんでね。は、泣くんでね

ばあちゃん:父ちゃんが戻るまで、ばあちゃんが、いてやっから。な?

ばあちゃん:メイちゃーん

サツキ:メーイッ。メーイッ

サツキ:メイ、戻ってきた?

ばあちゃん:バス停にもいなかったけ?

サツキ:うん

ばあちゃん:おかしいな。どこさ行っちゃったもんだか

サツキ:さっきメイとケンカしたの。だってメイったら…!

サツキ:あの子… お母さんの病院に行ったんじゃないかしら…

ばあちゃん:七国山の病院か? 大人の足でも3時間かかるわ

サツキ:見てくる!

ばあちゃん:カンタ~。早く父ちゃん呼んでこい。メイちゃんがいなくなっちゃたんだ

サツキ:メイのバカ。すぐ迷子になるくせに。メーイッ!!

サツキ:すいません… おじさん。あの…

農夫:え?

サツキ:この道を小さな女の子が、通らなかったですか? 私の妹なの

農夫:さあてねえ… 女の子? 見たら気がついただろうけどなあ

サツキ:こっちじゃないのかしら?

農夫:たしかに、こっちへ来たのかい?

サツキ:わからないの

サツキ:メーイッ!!

サツキ:ハァ。ハァ…

サツキ:止まって下さーい!

若い男:おーとと… バッカヤロー。危ねぇ!

サツキ:妹を捜してるんです! 女の子、見ませんでしたか?

若い女:妹さん?

サツキ:七国山病院へ言ったらしいの。4才の女の子です

若い男:リョウコちゃん。気がついた?

若い女:ううん。私たちね。七国山から来たの

若い女:けど、そういう子は見なかったわよ

サツキ:…そう。ありがとう

若い男:おまえ。どこから来たの

サツキ:松郷です

若い男:まつごう?

若い女:ああ、何かの間違いじゃない

若い男:じゃあな

カンタ:サッキー

サツキ:カンちゃーん! いた?

カンタ:ダメだ。こっちも?

サツキ:うん

カンタ:今、父ちゃんたちが捜してる

カンタ:オレ、かわりに七国山へ行ってやるから。おまえは家に戻れ

サツキ:メイは病院へ行こうとして、途中で道を間違えたのよ。きっと

カンタ:さっき、神池でサンダルが見つかったんだ!

サツキ:ハッ

カンタ:まだメイの物って決まってないぞ!

サツキ:ハァ。ハァ…

男:見つかったかい?

ばあちゃん:ナンマンダブ。ナンマンダブ…

カンタの父:そっちの方は泥が深いから… その先

男:オーイ。竿あまってないかぁ

みっちゃん:おばあちゃん。サツキちゃんが来た

サツキ:おばあちゃーん

ばあちゃん:これ。これだよ

サツキ:メイんじゃない

ばあちゃん:へ… ふぁ~

ばあちゃん:よかったよぉ… わたしゃてっきりメイちゃんのかと思って…

カンタの父:なんだぁ。ばあちゃんの早とちりか

男:おーい。間違いだとよぉ

男:じゃあ、どこいったんだろ

男:もういっぺん捜しなおしだな

女:早くしないと暗くなるよ

カンタの父:すまねぇな。みんな。ご苦労でも手分けしてたのむよ

男:いやあ、おたがいさまだから…

男:だれか駐在に知らせた方がいいな…

サツキ:お願い。トトロの所へ通して。メイが迷子になっちゃったの

サツキ:もうじき暗くなるのに、あの子どこかで道に迷ってるの

サツキ:あっ

サツキ:トトロ! トトロ。メイが迷子になっちゃったの。捜したけど見つからないの!

サツキ:お願い。メイを捜して。今頃、きっとどこかで泣いてるわ

サツキ:どうしたらいいか、わからないの…

トトロ:グゥオオ…

トトロ:ウオオオ…

サツキ:ハッ?

ネコバス:ナ~オオオ…

サツキ:みんなには見えないんだわ

サツキ:ああっ。うあーっ!

ネコバス:ナ~オオオ…

サツキ:わあっ。アハハ…



ばあちゃん:メイちゃーん

サツキ:あ。木がよけてる!

サツキ:メーイ

メイ:ハッ。おねえちゃーん。おねえちゃーん

サツキ:メーイ

サツキ:メイ

メイ:おねえちゃーん

サツキ:バカメイ

メイ:ごめんなさーい

サツキ:トウモロコシを、お母さんに届ける気だったの?

ネコバス:ナーオ…

サツキ:あっ

サツキ:あはっ… 病院へ行ってくれるの? ありがとう!

お母さん:ごめんなさい。ただの風邪なのに、病院が電報打ったりしたから…

お母さん:子供たち、きっと心配してるわね。かわいそうなことしちゃった

お父さん:いや、わかれば安心するさ

お父さん:君もみんなも、これまで、よく頑張ってきたんだもの

お父さん:楽しみがちょっと延びるだけだよ

お母さん:あの子たち、見かけよりずっと、ムリしてきたと思うの

お母さん:サツキなんか聞き分けがいいから、なおのこと、かわいそう

お父さん:そうだね

お母さん:退院したら、今度はあの子たちに、うんとワガママをさせてあげるつもりよ

お父さん:おいおい

メイ:お母さん、笑ってるよ

サツキ:大丈夫みたいだね

メイ:うん

お母さん:さあ、早く元気にならなくっちゃね

お父さん:ああ

お母さん:うふ

お父さん:あれ? だれだろう?

お母さん:あっ

お父さん:どうしたの?

お母さん:今、そこの松の木で、サツキトメイが笑ったように見えたの

お父さん:案外そうかもしれないよ。ほら

 

 

 

となりのトトロ 全セリフ スタジオジブリ

となりのトトロ 全セリフ スタジオジブリ

 

きっとみんなが想像した幼い日の記憶

無邪気で元気いっぱいで、ちょっぴり不安で。

何かを解決できるわけじゃなく、

何かを救ってあげられるわけでもない。

ひたすらに純粋に駆けていたあの頃。

忘れてしまったかもしれないけど、

みんなの中に、トトロはいたんだ。