アニメの全セリフ -ガンダム、ジブリ、鬼滅の刃など-

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機動戦士ガンダムSEED 第14話「果てし無き時の中で」

機動戦士ガンダムSEED 第14話「果てし無き時の中で」

機動戦士ガンダムSEED 第14話「果てし無き時の中で」

 

機動戦士ガンダムSEED 第14話「果てし無き時の中で」

 

ナレーション:コズミック・イラ70……。『血のバレンタイ』の悲劇によって、地球、プラント
間の緊張は、一気に本格的武力衝突へと発展した……
誰もが疑わなかった、数で勝る地球軍の勝利……。が、当初の予測は大きく裏切られ、
戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月が過ぎようとしていた……
ナビゲーター:第一外装剥離、減速マッハ、角度良好、強制冷却停止まで28秒。
空力制御開始。
ザフト兵A:アルファワンより、各機、薬室装填を確認。
ザフト兵B:ブラボーツー
ザフト兵C:チャーリースリー。
ザフト兵D:デルタフォー。
ザフト兵A:第二外装剥離。地べたにへばり付いてる奴等に思いっきりキツイのかましてやれ。
暖流層突破。減速、0.9マッハ。冷却停止。姿勢良好。
我らに天の加護を。降下点、座標追尾固定。
さあ、行くぞ!
ザフト兵B:ザフトの為に!
ザフト兵C:ザフトの為に!
ザフト兵D:ザフトの為に!

オペレータA:軸線修正、右6,51ポイント。進入ベクトル良好。
オペレータB:制動噴射、停止。電磁バケットに制御を移管する。
オペレータC:減速率2,56。停船する。待機せよ。
クルーゼ:そう難しい顔をするな、アデス。
アデス:はっ。いえしかし、評議会からの返答を待ってからでも遅くはないので…
クルーゼ:遅いな。私の勘がそう告げている。
ここで見過ごさばその代価、いずれ我らの命で支払わねばならなくなるぞ。
地球軍の新型機動兵器、あそこから運び出される前に奪取する。
クルーゼ:哲学者に言わせると、物事に偶然はなく、全ては必然によって成り立っているのだという。
ふふ…だとしらこの戦争も、今私がこの情報を掴んだと言うことも全て、必然の成せる技とでも言うのだろうか。
戦争は勝って終わらねば意味がない。パトリック・ザラの口癖ではあるが、無論そう思うのは彼だけではない。敵もまた、敗北するために戦っているわけではないのだから。
ナタル&周辺の士官:!!…うわぁぁぁぁ!
クルーゼ:正義は双方にある。それは互いに相容れない。戦場に立つ者は全て、己の正義の為に敵を討つ!
ゲイル:うわぁぁぁ!!
アイリーン・カナーバ:私は反対だ。核に核を持って応ずれば、いづれ全てが滅びることになる!
議員A:しかし!奴等は既に!
アイリーン・カナーバ:核のみを封じればいいことであろう!ニュートロンジャマーはそのための抑止兵器のはず!
タッド・エルスマン:しかしあれは全ての核分裂を抑止する。それを地球に打ち込めば、地球の経済は、分けても、エネルギー問題は深刻な打撃を被りますぞ!併せ持つ電波攪乱の性質も、生活に多大な影響を…
議員B:そんな温情をかけていられる場合か!
エザリア・ジュール:奴等とて覚悟はあろう。あれは撃ってはならぬもの、それを撃ったのだからな!
クルーゼ:
この戦争の直接最大原因となったのは、血のバレンタイン。その核攻撃への報復として、ザフトが散布、敷設したニュートロンジャマー。通称Nジャマーのおかげで、我等はもはや、どちらも核は使えない。核エンジン、核兵器の存在しなくなった戦場で、最強となったのは、我等ザフトの開発した、モビルスーツと呼ばれる特殊機動兵器。旧来の戦闘機の延長線上である兵器の、モビルアーマーしか持たぬ地球軍が、開発に躍起になったのも、無理からぬことだろう。
が、核を封じれば戦争が終わるというものでもない。平和の象徴と言われる鳩は、必殺の一撃を与える、鋭い嘴や爪を持たぬため、互いに戦えばその様相は、長く、凄惨なものになると言う。
我等もまた、似てはいまいか?
クルーゼ:以上の経過で御理解頂けると思いますが。我々の行動は、決してヘリオポリス自体を攻撃したものではなく、あの崩壊の最大原因はむしろ、地球軍にあるものと、御報告致します。
議員A:やはり、オーブは地球軍に与していたのだ…
議員B:条約を無視したのは、あちらの方ですぞ!
アイリーン・カナーバ:だが、アスハ代表は…
議員C:地球に住む者の言葉など、当てになるものか。
ザラ:しかし、クルーゼ隊長、その地球軍のモビルスーツ、果たしてそこまでの犠牲を払ってでも手に入れる価値のあったものなのかね?
クルーゼ:その驚異的な性能については、実際にその一機に乗り、また取り逃がした最後の機体と交戦経験のある、アスラン・ザラより報告させていただきたく思いますが。
クライン:アスラン・ザラよりの報告を許可する。
議員一同:おぉ…
アスラン:まず、イージスという名称の付いたこの機体ですが…大きな特徴は……
その可変システムにあります。GAT-X303。他の4機と根本的に異なるフレーム構造により、モビルアーマーへと変形し、その際の諸兵装は、580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」、これは、他の機体も同様ですが、こちらでは未だ実戦投入されていない、相転移装甲、フェイズシフトを持ちます。現在、機体のポテンシャルを最大限に引き出すよう、OSを直しておりますが、その際のスペックは、機動性、パワー、どちらもザフトの主力機、ジンを上回るものと思われます。
GAT-X102、デュエル。これは、近接戦闘を主眼においた機体で、高い汎用度を持ち、 おそらく、他の4機の開発ベースになったものと思われます。装備は他の機体と共通の、対空バルカンシステム、イーゲルシュテルン。ビームサーベル、アンチビームシールド。
GAT-X103、バスター。遠距離の重砲激戦での能力を追求した機体で、後方からの援護、狙撃を主な任務とする為に設計されたものと思われます。シールドは装備されておりませんが、合体させることによって、超高インパルス長射程狙撃ライフル、対装甲散弾砲となる350mmガンランチャー、及び、高エネルギー収束火線ライフルを持ちます。
GAT-X207、ブリッツは、ミラージュコロイドと呼ばれる微粒子ガスを、装甲表面に展開させることにより、ほぼ100%に近いステルス性を持つことの出来る機体です。その間、フェイズシフト装甲は使い得ないという代償はあるものの、素早く目標に忍び寄り、破壊する。電撃作戦の為の1機であると思われます。「トリケロス」、「グレイプニ―ル」と言う独自の武器を装備しおります。
そして、取り逃がした最後の機体ですが、これは、これまでの戦闘により、ランチャー、ソード、エールと、3タイプの武装を換装することの出来る、汎用機であることが分かっています。映像データからは、ランチャー装着時に持つ、超高インパルス砲は320mm、他にも120mm対艦バルカン、350mmガンランチャーを備えると推測されます。ソード装備の際には、15m超の対艦刀、ビームブーメラン、また、本体腰部には2刀の実剣ナイフを有し、非常の戦闘力の高い機体と思われます。
……以上です。
タッド・エルスマン:こんなものを造り上げるとは…!ナチュラル共め!
アイリーン・カナーバ:でも、まだ、試作機段階でしょ?たった5機のモビルスーツなど脅威には…
エザリア・ジュール:だが、ここまで来れば量産は目前だ。その時になって慌てればいいとでもおっしゃるか!?
議員A:これは、はっきりとしたナチュラル共の意志の表れですよ!奴等はまだ戦火を拡大させるつもりなんです…
クライン:…静粛に!議員方、静粛に…
クルーゼ:ふふ…
アスラン:…
アスラン:あの最後の機体、あれに乗っているのは、キラ・ヤマト
月の幼年学校で友人だった、コーディネイターです。
クルーゼ:…そうかー。戦争とは皮肉なものだ。君の動揺も仕方あるまい。
仲の良い友人だったのだろ?
アスラン:…はい。
クルーゼ:分かった。そういうことなら次の出撃、君は外そう。
アスラン:えっ!
クルーゼ:そんな相手に銃は向けられまい。私も君にそんなことはさせたくない。
アスラン:いえ!隊長!それは…!
クルーゼ:君のかつての友人でも、今敵なら我らは討たねばならん。それは分かってもらえると思うが。
アスラン:…キラは!…あいつは、ナチュラルにいいように使われているんです!
優秀だけど、ボーっとして、お人好しだから、そのことにも気づいてなくて…だから私は、説得したいんです!
あいつだってコーディネイターなんだ!こちらの言うことが分からないはずはありません!
クルーゼ:君の気持ちは分かる。だが、聞き入れないときは?
アスラン:!……その時は…私が討ちます…
クルーゼ:曰くのある相手、そう簡単に討てれば苦労はない。
フラガ:引き上げる!?だが…まだ何か…これはっ!
クルーゼ:私がお前を感じるように、お前も私を感じるのか?不幸な宿縁だな。ムウ・ラ・フラガ
アイキャッチ
クルーゼ:疑心、無知、僻み、愛せようもあろう人に向く黒い感情。愛が至高の光だとすれば、それはその影と生まれたものなのか。
アスラン:…ぅ…
ニコル:…んっ…
ザラ:我らは忘れない。あの血のバレンタイン、ユニウス7の悲劇を!
ユニウス7の子供達:…あ?…
ユニウス7の親子:…あ?…
ユニウス7の住民達:うわぁぁぁぁ!!
クルーゼ:違う者、分からぬ者、異質は不安を呼び、やがて憎しみとなって対立する。
そもそもの始まりはあの男、ジョージ・グレン
17歳で、MITのドクターコースを修了。オリンピックシルバーメダリストにして、アメリカンフットボールのスタープレイヤー。空軍のエースパイロットでもあり、航空宇宙工学でも、数多の素晴らしい実績を持つこの男に、世界中は賞賛の目を向け、彼の次なる奇跡の活躍に期待した。
そして、木星探査ミッション。
自らが設計した宇宙船で、片道7年に渡る宇宙への旅へ飛び立とうというその時に、軌道上から送られた、彼のメッセージ。
ジョージ・グレン:僕は、僕の秘密を今明かそう。僕は、人の自然そのままに、ナチュラルにこの世界に生まれ者ではない。僕は受精卵の段階で、人為的な遺伝子操作を受けて生まれたもの。その詳細な技術のマニュアルを、今、世界中のネットワークに送くる。
クルーゼ:彼は言った。自分は自然に生まれた者達より、多くの力を持てる肉体と、多くの知識を得られる頭脳を持っていると。自分をこのような人間にした人物はこう言っていた。我々人には、まだまだ可能性がある。それを最大限に引き出すことができれば、我等の行く道は、果てしなく広がるだろう。
ジョージ・グレン:今この宇宙空間から地球を見ながら、僕は改めて思う。僕はこの母なる星と、未知の闇が広がる広大な宇宙との架け橋。そして、人の今と未来の間に立つ者。調整者。コーディネイター。このようにあるものなのだと…
クルーゼ:僕に続いてくれる者が居てくれることを、切に願う。そう言い残して、彼の船は去り、地上には彼の送ったマニュアルと、混乱が残った。
クルーゼ:そして14年後に、再び彼からもたらされた、もう一つの衝撃。
ジョージ・グレン:僕達はこの外宇宙からの贈り物を調査するため、宇宙へと出る。僕達の研究プラントはまた、資源、技術、様々な宇宙の恩恵を、地球へともたらすだろう。
クライン:我々にはそう時間はないのだ。いたずらに戦火を拡大してどうする?
ザラ:だからこそ許せんのです。我々の、邪魔をする者は!
クルーゼ:だが、国、言葉、価値観、生まれ、信ずるもの、様々に違うこの世界に、彼はまたどんな、新たな違いをもたらしたのか。身をもって知ったとて、時は既に遅い。
ブルーコスモス構成員A:死ねぃ!コーディネイター
ブルーコスモス構成員B:青き清浄なる世界の為に!
フレイ:…ちょっとやだ!止めてよ!
ラクス:…?
カズイ&ミリアリア:…
フレイ:冗談じゃないわ、なんで私があんたなんかと握手しなきゃなんないのよ!
キラ:…
ラクス:…?
フレイ:コーディネイターのくせに!馴れ馴れしくしないで!
カズイ:フレイって、ブルーコスモス
フレイ:違うわよ!
ミリアリア:…ハァ…
フレイ:…でも…あの人達の言ってることって、間違ってはいないじゃない。
病気でもないのに遺伝子を操作した人間なんて、やっぱり自然の摂理に逆らった、間違った存在よ。
ガルシア:だが君は、裏切り者のコーディネイターだ。
クルーゼ:人としての根元、そこまでを手にしたとて、何故か人の心は変わらない。持つ者に持たざる者の想いは分からず、持たざる者は持つ者を妬む。ふふ。
ナチュラル代表:再度通告する。資源供給ノルマを果たしたまえ!それが君達の仕事だ!要求が飲めぬと言うのなら、こちらとしては経済封鎖に踏み切るしかないぞ!
ザラ:だがその願いを無惨にも打ち砕いたのは誰です。自分達の都合と欲望の為だけに、我々コーディネイターを縛り、利用し続けてきたのは!
アスラン血のバレンタインで母も死んだ。僕は…!
クルーゼ:違う者。己と違う者。だが愛せようもあるはずの者。
アスラン:やはりキラ…キラなのか!?
キラ:アスランアスラン・ザラ
クルーゼ:しかし放たれた砲火は、そんな想いを届けなしない。
クルーゼ:国防委員会、ザラ委員長より入電です。回しますか?ああ、頼む。
ラクス:何と戦わねばならないのか、戦争は難しいですわねぇ。
挿入歌(静かな夜に)
クルーゼ:だが、だからこそおもしろいのだよ。


次回予告
出来ること、出来るだけの力、あると信じた自分は、ただ、自惚れていただけなのか。
多くの人の想いを受け、今ここに居ることの意味を、子供達は、様々に思い、悩む。
新たな出会いがもらたすものは、更なる苦悩か、それとも、救いの糸口か。
次回、機動戦士ガンダムSEED、「それぞれの孤独」
闇の中、駈け抜けろ!ガンダム