機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 劇場版 冒頭15分 全セリフ&劇場版1部の名セリフ・名言 最後に今後へのコメント
フラウアー:ご用意いたしますね。
男性アテンダント:どうぞ
ケネス:ふっ
フラウアー:何かお飲み物は?
ハサウェイ:あ・・・じゃあ、同じものを
フラウアー:月からすべて完食されたのはお客様だけです。
ハサウェイ:せっかくのハウンツェンですから
ギギ:だって、マフティー・エリンを退治に、地球に降りるのでしょう?
大佐さんぐらいでいらっしゃいます?
どう思われているんです?
マフティー・ナビーユ・エリンて
ケネス:え?あ、どうして
ギギ:このハウンツェンはよほどのコネでもなければ搭乗を許されない特別便よ
しかも、今日の客の大半はアデレード会議に向かう連邦政府の閣僚や官僚とそのご家族
仕立ての良いスーツみたいだけど、においは消せてない
彼みたいにやらないと
ケネス:ん?
ギギ:ご同僚よ
ケネス:ん
ギギ:たぶん
他人には関心がないか
そんなだから左手の指輪をはずすことになったのかな
ケネス:え?
んあ、君!
ギギ:私、ギギ・アンダルシア
君というのはちょっと
ケネス:あ、ああ、すまない
ギギさんがどう私を推察したかは聞くまい
ギギ:くすくす
ケネス:笑うなよ
私は、感情過多の人間らしいというのは承知しているつもりだが
おお
マフティーは、彼は、危険人物だ
地球連邦政府の秩序を乱す者だ
ギギ:世間は皆マフティーが好きみたいですよ
シャア・アズナブルが生き返って、人の想うことをしてくれるって
ケネス:それは極端だな
マフティーは宣言した
連邦政府の閣僚を暗殺したあとで
地球環境のために、すべての人類は地球からでなければならないと
ギギ:例外なく、ね
ケネス:そう、例外なくすべての人類がだ
そこが子供じみてる
ギギ:子供の論理って正しい事ありますよ
ケネス:世の中、そんなに簡単に動いていない
ギギ:そうね、清廉潔白というわけにはいかない
それをどう考えるんですか?
ケネス:社会の潤滑油ってところかな
ギギ:あなたってパターンしかしゃべらないんだ
政府高官:では今度は私の番ですぞ
機長:監視衛星のようだな
通信士:マフティーの仕業でしょうね
通信士:彼らはどう考えているんでしょうね?
機長:気にしちゃいないよ
じゃなきゃ、そろって地球で会議など開かんさ
【テロップ】
U.C.0105
人類が、
増えすぎた人口のはけ口を宇宙に求めてから、
一世紀以上
シャアの反乱から12年
ケネス:あの子には俺も、あの大臣どもと同じってわけか
マフティーにぶっ殺されても文句は言えんな
フラウアー:何かおかしいことありまして?
ケネス:いや、僕は結局、君のようなタイプが好きだときがついてね、ミスフラウアー
フラウアー:口説きの常套句かしら
つらいですよね
年を取るって
ケネス:そうでもないよ
たとえば、君のような美人と話していても、ぽっとあがることもなくなった
これはそれなりに楽しい
ティーンエイジャーのころは、胸がドキドキしてくるしくて、それよりはいい
フラウアー:ドキドキされるほうが嬉しいけど
ケネス:それは初恋をしったころの君の理想が残っているからさ
現実は違うということを君はもう知っている
フラウアー:ふふ、いわれてしまったわ
女性アテンダント:きゃああああ
銃撃戦
ハサウェイ:大丈夫ですか?
フラウアー:あ、ええ
ハサウェイ:シートベルトをしめて
客:ケネス大佐!
通信士:な、なんだ?!
エインスタイン:まちたまえ、大佐
ケネス:エインスタイン大臣
エインスタイン:我々をまきぞえにするつもりか
ケネス:奴らがマフティーならその狙いはあなた方閣僚の命なのですよ?
悲鳴
ケネス:ん?
テロリストカボチャ頭:良い判断だ
銃は床においてもらおうか、ケネス大佐
ハサウェイ:見るな、視線を合わせない方がいい
テロリストカボチャ頭:連邦政府閣僚各位に申し上げる
私は、マフティー・エリンだ
しかし今回の作戦は粛清ではない
諸君たちの命と引き換えに地球連邦政府から軍資金を調達する
完了すれば諸君らは解放される
もちろん不幸にも乗り合わせてしまった上流階級の皆さまもご同様だ
婦人:だから地球なんて行きたくないっていったのよ!
旦那:よしなさい
テロリストカボチャ頭:悲鳴をあげるな、神経がいら立つ
子供を抱えた婦人:大丈夫よ
テロリストカボチャ頭:乗客名簿をよこせ
テロリストカボチャ頭:次、サワリストールベリ通信大臣とその妻アイラ
はっきり見えるようにあげろ
ダグラスヒギンズ木製開発庁長官、その妻ティアラ
ん?おやおや、内宇宙監視大臣は若い娘に出張中か
ギギ:ん、ふふ
テロリストカボチャ頭:何を見ている、女?
見せろ、ああ?
ギギ:かわいいですよ
テロリストカボチャ頭:はあ?
ギギ:スーダン語、アラブ語、古いアイルランド語の構成
というよりひどいメドレー
名前じゃないわ
マフティー・ナビーユ・エリン
テロリストカボチャ頭:なんだこいつ
おい!
ギギ・アンダルシア?
隣の席もリザーブしてるじゃないか
なんでだ?
ギギ:悪い虫がつかないようにって
テロリストカボチャ頭:あ?
婦人:パトロンがいるのよ、愛人よ、いやらしい
高官:まだ二十歳になってないだろう
保健衛生大臣:なあ、諸君らはどのようにこの船の情報を掴んだのかね?
テロリストカボチャ頭:しゃべるなと言っている
保健衛生大臣:しかしね、私たちとしては君たちの組織を調べる立場に
テロリストカボチャ頭:よくしゃべる!
保健衛生大臣の妻:きゃああああ
テロリストカボチャ頭:保健衛生大臣は死亡したな
おい、お前、仲間の死体を片付けてやれ
ちっ
誰でもいい、やってくれ
ハサウェイ:僕が
昔の戦争でひどい死体は見てるつもりだ
テロリストカボチャ頭:お前?
ハサウェイ:君の想像通りだと思う
テロリストカボチャ頭:よし、手伝ってやれ
ハサウェイ:毛布を集めてくれ
テロリストカボチャ頭:走るな!
いいか、マフティー・エリンがやっていることなんだ
それを忘れるなと忠告したはずだ
ハサウェイ:そちらを少し引っ張ってくれ
それでいい
保健衛生大臣の妻:はぁぁぁぁ!ああああああ!
男性アテンダント:奥様、声をおさえて、殺されますよ
保健衛生大臣の妻:殺してぇぇぇ~あぁぁぁ
テロリストカボチャ頭:なんだよ?
クエス&ギギ:やっちゃいなよ、そんな偽物なんか
ギギ:やっちゃいなよ、そんな偽物なんか
ケネス:おい!
ケネス:詰めがあまかったな
失敗したらどうするつもりだったんだ?
ハサウェイ:わからない
気がついたら走ってた
ケネス:ん?冗談だと思いたいな
連邦軍中尉:我々のプライオリティーは武装集団の確保にある
乗客の安全誘導は第2班にまかせておけ
婦人:おぉぉぉぉ
高官A:ダバオ?
高官B:なんでだ?
香港より遠いのに
高官A:マフティーはオーストラリアに向かわせてたらしい
高官B:しかしこんなところにおろされたら次の移動はどうするんだ?
ケネス:たまらんな、この湿気
連中、あのギギって子が言ってた通り、マフティーじゃないかもな
俺の部下になる連中がくる、すまなかった
感じなかったんだよな
マフティーの清廉さというのかな
ハサウェイ:マフティーを肯定しているようにも聞こえるけど
ケネス:こいつらオウェンベリーの片割れかもしれない
ハサウェイ:オウェンベリーって?
ケネス:オーストラリア北部の町だ
数万の不穏分子の終結があるってよ
マフティーの軍隊を名乗ってる
連邦軍中尉:ケネス大佐!
ケネス:中尉、こいつらを軍施設に収容しろ
調査局の連中より前にいただくんだ
連邦軍中尉:はっ!
ハサウェイ:オウェンベリーにマフティーの軍
ケネス:ロビーで待っていてくれ
調書もとらなければならないし
乗り継ぎの手配もあるだろ?
ケネス:君?
名前を聞いていなかったな
俺は、このガバオの新任司令官ケネス・スレッグだ
ハサウェイ:僕はノア、ハサウェイ・ノアだ
【そしてOPへ】
【劇場版 閃光のハサウェイ 名言・名セリフと思われるもの抜粋】
※物語の順番にはなっていません。
「じゃあ教えてくれよ、この仕組みの深さを破壊する方法を」
「敵を抱え込んでいるんだ、色々とな」
「待っていたよ、クスィーG」
「僕は代わるよ、変えてみせるよ」
「なんとでもなるはずだ」
「これからが地獄だぞ」
「あのとき死んでいった仲間たちも慰められない」
「いくら高い理想を掲げても、そんなに人を殺していたら、いつかはマフティーが生贄になるなって」
ハサウェイの中のアムロ・レイ
「身構えているときには、死神は来ないものだ、ハサウェイ」
それに対するハサウェイ・ノア
「わかっている!」
「やっちゃいなよ、そんな偽物なんか」
「正直ね、そういうの好きよ」
「人って自分のことになると、バカになるって本当ね。マフティーの名前を利用する連中に出会ってカッとしてやったのよ」
「あなたってパターンしかしゃべらないんだ」
「人は身体に現れますもの」
「私の本当の姿は薄汚いでしょう」
「マフティーのやり方、正しくないよ」
「厄介なものだな、生きるというのは」
「やはり君は幸運の女神だ」
「ガンダムだと!」
「ガンダムもどきめ!」
「やってみせろよ、マフティー」
以上が名言・名セリフです。
全セリフについては、いずれ劇場版すべて書き出す予定です。
どっかのサブスクで出たらかな。
【今後へのコメント】
閃光のハサウェイの小説を読んだことがある人ならわかると思いますが、劇場版での結末がどうなるのかは見どころの1つだと思います。
時代によって結末は変わるというコメントもあるようなので、もしかしたら違った結末になるのかもしれません。
でも、小説ではケネスがあとを継ぐことをほのめかすから、ココに繋がる良いシーンを展開させる以上は、ハサウェイは死なないといけないのか。
ケネスの小説でのセリフ「ああ、百年後かもしれないが、そのために、シャア・アズナブルとかハサウェイ、アムロでもいいな。そんなのが、復活するような組織をつくってみたいな」というのが、やはりその後をほのめかすから、ファンとしては熱くなったんでしょうからね。
ケネスの言っていたこの組織って、ガイア・ギアのメタトロンにつながってると考えています。※個人的な見解ですので、どうかご容赦ください。
かもしれないって言ってた100年後くらいですし、アフランシにシャアを求める物語内の登場人物や読者の心情なんかも考えると、つながっていて欲しいという気持ちにもなります。
もちろん100年もたっていれば、理想とするところは変わってしまい、組織もそのときの運営者の考えによって成り立ってしまいます。たとえつながっていても、ケネスの理想とはまた違っているのでしょう。
って、余計な小説のことを語ってしまった!
リアルタイム世代じゃないのに語ってしまってすいません。
でも小説は譲ってもらってガンダム関連はほとんど読みました。
これでも大ファンなのです。
内容とか感情の記憶でいえば、昔読んで以来、小説をまったく読んでないリアルタイム世代の方々より記憶はあるかと思われます。だいぶ感じ方とかは違うと思いますが。
ハサウェイを止めるのは「死」しかない。
そしてケネスのその後を思わせるセリフ。
この流れがあって、物語の意味がわかるから、結末は変わらない、と考えてしまう。
ただ、うーん、自分で言ってて寒くなってますが、この考え方って、前時代の考えなんですよね。
自己犠牲精神とか、泣く泣く殺して意思を引き継ぐとか。
死なないといけないって、みんなでそんなこと考えるのは気持ちが悪い。
新しい時代の結末は、心を寄り添わせて、語り掛けて、一緒に歩んでいくってことになるのかな。
たくさんの犠牲の上にそんなハートウォーミングな結末が果たして成り立つのか。
鬼滅の刃は勧善懲悪みたいな感じで、鬼が悪者だからという理由で殲滅してしまいましたが、鬼から考えると人間は自分たちを滅ぼした悪です。
ものの見事に、バルトフェルド隊長が言ってた、戦争の終わらせ方の究極形になってました。でも、ガンダムと違って、非常にわかりやすい物語でしたよね。
閃光のハサウェイの視聴者が、
マフティー=正義
ハサウェイ=感情移入用の主人公
連邦政府=悪
ギギ=男性向け悪女
ケネス=悪の側だが味方になりそう
レーン=女性向け主人公
って感じだとすると、
結末はマフティーが連邦政府を半分くらい壊して終わり、が最も納得されるのか。
で、ハサウェイが生き残って、ケネスと一緒に100年後を目指して新組織つくろうといって新しい理想のために動き出す、っていう甘い結末になるのか。
この展開だと、原作読んだ人間としては見たくはない。
でもでも!
どんな結末が待っているとしても、2部、3部と楽しみにしておきます!
まずは「サン・オブ・ブライト」!
ブライトさんの登場にワクワクしてきます。
期待をしながら待ちます♪