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新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第六話 「決戦、第3新東京市」 全セリフ

新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第六話 「決戦、第3新東京市」 全セリフ

新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第六話 「決戦、第3新東京市」 全セリフ

 

新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第六話 「決戦、第3新東京市

 

 

シゲル:目標内部に、高エネルギー反応!

ミサト:なんですって!?

シゲル:円周部を加速!収束していきます!

リツコ:まさか!

ミサト:だめ!よけて!

シンジ:え!?

シンジ:うわああああ!

ミサト:戻して!早く!

シゲル:目標、完黙!

ミサト:シンジ君は?

マコト:生きています!

マヤ:初号機回収、第7ケイジへ!

ミサト:ケイジへ行くわ。後よろしく!

マヤ:初号機、固定完了!

マコト:パイロット、脳波乱れています、心音微弱!

リツコ:生命維持システム最大、心臓マッサージを!

マコト:はい!

マコト:パルス確認!

リツコ:プラグの強制排除、急いで!

リツコ:L.C.L.緊急排水!

マヤ:はい!

ミサト:いいから、ハッチを開けて!早く!

ミサト:シンジ君…!

ミサト:…

シゲル:敵、荷粒子砲命中、ダミー蒸発!

ミサト:次!

シゲル:12式自走臼砲消滅!

ミサト:…なるほどね。

職員:これまで採取したデータによりますと、目標は一定距離内の外敵を自動排除するもの、と推測されます。

マコト:エリア侵入と同時に荷粒子砲で100%狙い撃ち、EVAによる近接戦闘は、危険過ぎますね。

ミサト:A.T.フィールドはどう?

職員:健在です。相転移空間を肉眼で確認できるほど、強力なものが展開されています。

マコト:誘導火砲、爆撃などの生半可な攻撃では、泣きを見るだけですね、こりゃあ。

ミサト:攻守ともにほぼパーペキ…まさに空中要塞ね。で、問題のシールドは?

職員:現在目標はわれわれの直上、第3新東京市ゼロエリアに侵攻、直径17.5mの巨大シールドがジオフロント内、NERV本部に向かい穿孔中です。

マコト:敵はここ、NERV本部へ直接、攻撃を仕掛けるつもりですね。

ミサト:しゃらくさい!で、到達予想時刻は?

職員:あ、明朝午前0時06分54秒、その時刻には22層全ての装甲防御を貫通して、NERV本部へ到達するもの、と思われます。

ミサト:(後10時間足らずか…)

シゲル:敵シールド、第一装甲版に接触!

ミサト:で、こちらの初号機の状況は?

リツコ:胸部第3装甲板まで見事に融解。機能中枢をやられなかったのは、不幸中の幸いだわ。

マヤ:後3秒照射されていたら、アウトでしたけど…

ケイジ作業員:3時間後には換装作業、終了予定です。

ミサト:了解。零号機は?

マヤ:再起動自体に問題はありませんが、フィードバックにまだ誤差が残っています。

リツコ:実戦は…

ミサト:まだ無理か…

ミサト:初号機専属パイロットの容体は?

マコト:身体に異常はありません。神経パルスが0.8上昇していますが、許容範囲内です。

シゲル:敵シールド到達まで、後9時間55分!

ミサト:状況は芳しくないわね。

マコト:白旗でも揚げますか?

ミサト:その前に、ちょっち、やってみたいことがあるの。

冬月:目標のレンジ外、超長距離からの直接射撃かね?

ミサト:そうです。目標のA.T.フィールドを中和せず、高エネルギー収束帯による一点突破しか方法はありません。

冬月:MAGIはどう言ってる?

ミサト:スーパーコンピューターMAGIによる回答は、賛成2、条件付き賛成が1でした。

冬月:勝算は8.7%か。

ミサト:最も高い数値です。

ゲンドウ:反対する理由は無い。やりたまえ、葛城一尉

ミサト:はい。

リツコ:しかし、また無茶な作戦を立てたものね、葛城作戦部長さん?

ミサト:無茶とはまた失礼ね。残り9時間以内で実現可能、おまけにもっとも確実なものよ。

リツコ:これがねぇ…

リツコ:うちのポジトロンライフルじゃ、そんな大出力に耐えられないわよ。どうすんの?

ミサト:決まってるでしょ、借りるのよ。

リツコ:借りるって、まさか…

ミサト:そ。戦自研のプロトタイプ。

ミサト:以上の理由により、この自走陽電子砲は、本日15時より、特務機関NERVが徴発いたします。

戦自の人:かと言って、しかし、そんな無茶な…

ミサト:可能な限り、原形をとどめて返却するよう、努めますので。では、ご協力、感謝いたします。

ミサト:いーわよ、レイ!持ってってー!精密機械だから、そーっとねー!

マコト:しかし、A.T.フィールドをも貫くエネルギー算出量は、最低1億8千万kw、それだけの大電力を、どこから集めてくるんですか?

ミサト:決まってるじゃない、日本中よ。

TV(鈴原邸内):番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えいたします。

TV(洞木邸内):本日、午後11時30分より

TV(街頭):明日未明にかけて、全国で大規模な

ヘリコプター:停電があります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

放送:繰り返しお伝えいたします。本日午後11時30分より、

宣伝カー:明日未明にかけて、全国で大規模な

放送:停電があります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

オペレータ:敵シールド、第7装甲版を突破。

ミサト:エネルギーシステムの見通しは?

オペレータ:現在予定より3.2%遅れていますが、本日23時10分には、何とかできます。

ミサト:ポジトロンライフルはどう?

作業員:技術開発部第三課の意地にかけても、後3時間で形にして見せますよ!

ミサト:防御手段は?

リツコ:それはもう、盾で防ぐしかないわね。

マヤ:これが…盾ですか?

リツコ:そう、SSTOのお下がり。見た目はひどくとも、もともと底部は超電磁コーティングされている機種だし、あの砲撃にも17秒はもつわ。二課の保証書付きよ。

ミサト:結構。狙撃地点は?

マコト:目標との距離、地形、手頃な変電設備も考えると、やはりここです。

ミサト:フーン、確かにいけるわね…

ミサト:狙撃地点は二子山山頂。作戦開始時刻は明朝0時、以後、本作戦を、ヤシマ作戦と呼称します!

マコト:了解!

ミサト:(後は、パイロットの問題ね…)

職員:初号機パイロットの意識が戻ったそうです。検査数値に問題なし。

ミサト:そう。では作戦は予定どおりに。

職員:了解。

リツコ:でも、彼、もう一度乗るかしら?

ミサト:二子山決戦、急いで!

シンジ:ん?あぁ…?綾波…?

レイ:明日、午前0時より発動される、ヤシマ作戦のスケジュールを伝えます。

レイ:碇・綾波の両パイロットは、本日17:30(イチナナサンマル)、ケイジに集合。

レイ:18:00(イチハチマルマル)、初号機および零号機起動。

レイ:18:05(イチハチマルゴー)、発進。

レイ:同30(サンマル)、二子山仮設基地到着。

レイ:以降は別命あるまで待機。

レイ:明朝日付変更と同時に作戦行動開始。

レイ:これ、新しいの。

レイ:寝ぼけて、その格好で来ないでね。

シンジ:ん?…わっ!…ごめん…

シンジ:…昨日から、謝ってばかりいる…

レイ:食事。

シンジ:何も、食べたくない。

レイ:60分後に、出発よ。

シンジ:また、あれに乗らなきゃならないのかな…?

レイ:ええ、そうよ。

シンジ:僕は…嫌だ。綾波はまだあれに乗って、恐い目にあったことが無いからそんなことが言えるんだ!もうあんな思い、したくない…

レイ:じゃ、寝てたら?

シンジ:寝てたらって…?

レイ:初号機には私が乗る。赤城博士が初号機のパーソナルデータの書き換えの用意しているわ。

シンジ:リツコさんが?

レイ:じゃ、葛城一尉と赤城博士がケイジで待っているから。

レイ:さよなら。

シンジ:…

トウジ:えらい遅いなぁ~。もう避難せなあかん時間やで。

ケンスケ:パパのデータをちょろまかして見たんだ。この時間に間違いないよ。

トウジ:せやけど、出てけえへんなぁ。

ケンスケ:ん?

男子生徒:おおっ?

トウジ:山が、動きよる!

ケンスケ:エヴァンゲリオンだ!

男子生徒:おおっ!

男子生徒:すっげーっ!

男子生徒:頑張れよー!

男子生徒:頼んだぞー!

男子生徒:頑張れー!

男子生徒:エヴァンゲリオ~ン!

男子生徒:おおーい!

男子生徒:気張っていけよー!

男子生徒:頑張れー!

男子生徒:頼むでー!

シゲル:敵シールド、第17装甲板を突破!本部到達まで、後3時間55分!

マコト:四国および九州エリアの通電完了。

オペレータ:各冷却システムは試運転に入ってください。

リツコ:精密機械だから、慎重にね。

シンジ:でも、こんな野戦向きじゃない兵器、役に立つんですか?

リツコ:仕方ないわよ、間に合わせなんだから。

シンジ:大丈夫ですよね。

リツコ:理論上はね。でも、銃身や加速器がもつかどうかは、撃ってみないと分からないわ。こんな大出力で試射したこと、一度も無いから。

ミサト:本作戦における、各担当を伝達します。

ミサト:シンジ君。

シンジ:はい。

ミサト:初号機で砲手を担当。

シンジ:はい。

ミサト:レイは零号機で防御を担当して。

レイ:はい。

リツコ:これは、シンジ君と初号機の方が、シンクロ率が高いからよ。今回はより精度の高いオペレーションが必要なの。

リツコ:陽電子は地球の自転、磁場、重力の影響を受け、直進しません。その誤差を修正するのを、忘れないでね。

リツコ:正確に、コア一点のみを貫くのよ。

シンジ:そんなこと、まだ練習してないですよ。

リツコ:大丈夫、あなたはテキストどおりにやって、最後に真ん中のマークがそろったらスイッチを押せばいいの。後は機械がやってくれるわ。

リツコ:それと、一度発射すると、冷却や再充填、ヒューズの交換などで、次に撃てるまで時間がかかるから。

シンジ:じゃあ、もし外れて敵が撃ち返してきたら…?

リツコ:今は余計なことを考えないで。一撃で撃破することだけを考えなさい。

シンジ:(大ピンチ、って事か…)

レイ:私は…私は初号機を護ればいいのね。

リツコ:そうよ。

レイ:分かりました。

ミサト:時間よ。2人とも着替えて。

シンジ・レイ:はい。

シンジ:これで死ぬかもしれないね…

レイ:どうしてそういうことを言うの?

レイ:あなたは死なないわ。

レイ:私が守るもの。

シンジ:綾波はなぜこれに乗るの?

レイ:…絆だから。

シンジ:絆?

レイ:そう、絆。

シンジ:父さんとの?

レイ:みんなとの。

シンジ:強いんだな、綾波は。

レイ:私にはほかに何も無いもの。

シンジ:ほかに何も無いって…

レイ:時間よ。行きましょ。

レイ:じゃ、さようなら。

時報:ただいまより、0時0分0秒をお知らせします。

マコト:作戦、スタートです!

ミサト:シンジ君、日本中のエネルギー、あなたに預けるわ。

ミサト:頑張ってね!

シンジ:はいっ!

ミサト:第一次、接続開始!

マコト:第一から、第803(ハチマルサン)管区まで、送電開始!

オペレータ:電圧上昇中、加圧域へ!

マコト:全冷却システム、出力最大へ!

オペレータ:温度安定、問題なし!

オペレータ:陽電子流入、順調なり。

ミサト:第二次、接続!

オペレータ:全加速器、運転開始!

マヤ:強制収束器、作動!

オペレータ:全電力、二子山増設変電所へ!第三次接続、問題なし!

ミサト:最終安全装置、解除!

マコト:撃鉄起こせ!

オペレータ:地球自転、および、重力の誤差修正、+0.0009。電圧、発射点まで、後0.2。

マコト:第七次最終接続、全エネルギー、ポジトロンライフルへ!

マコト:8、7、6、5、

マヤ:目標に高エネルギー反応!

マコト:4、

リツコ:何ですって!

マコト:3、2、1!

ミサト:発射!

シンジ:ぐぅううううッ!

リツコ:きゃあっ!

ミサト:ミスった!

シゲル:敵シールド、ジオフロントへ侵入!

ミサト:第二射、急いで!

マコト:ヒューズ交換!再充填開始!

オペレータ:銃身、冷却開始。

マヤ:目標に再び高エネルギー反応!

ミサト:まずい!

シンジ:うゎ!

ミサト:シンジ君!

シンジ:綾波!

リツコ:盾がもたない!

ミサト:まだなの!?

マコト:後10秒!

シンジ:早く…

シンジ:早く!

ミサト:いよっしゃあ!

シンジ:綾波ッ!

シンジ:うぅ……ぐぅぅぅ…うぅぅぅぅ…

シンジ:綾波!大丈夫か!綾波!

シンジ:自分には…自分にはほかに何も無いなんて、そんなこと言うなよ…

シンジ:別れ際にさよならなんて、悲しいこと言うなよ…

レイ:何泣いてるの?ごめんなさい、こういう時、どんな顔をすればいいのか分からないの…

シンジ:笑えばいいと思うよ…

 

 

迫り来る使徒に対し、民間の開発した人形兵器が制御不能に陥る
果たしてミサトは、炉心融解を止められるのか?
次回、『人の造りしもの』
お楽しみに!