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新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第九話 「瞬間、心、重ねて」 全セリフ

新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第九話 「瞬間、心、重ねて」 全セリフ

新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第九話 「瞬間、心、重ねて」 全セリフ

 

新世紀エヴァンゲリオン(TVシリーズ) 第九話 「瞬間、心、重ねて」

 

 

男子生徒:おい、見たかよ!

男子:見た見た!

男子:何が?

男子:知らねーのか?あの外人!

男子:外人?

男子:2年A組に転校してきたんだよ!先週!

男子:グーだよなぁ!

男子:惣流・アスカ・ラングレーって言うんだってさ!

男子:マジにかわいいじゃん。

男子:帰国子女だろ?やっぱ進んでんのかなぁ?

男子:バカ言え、きっとドイツでつらーい別れがあったんだ、見知らぬ土地で傷ついた心も癒せずにいるんだよ!

男子:おおーっ!

ケンスケ:あーあ、猫も杓子も、アスカ、アスカかぁ…

トウジ:みな平和なもんや。

ケンスケ:毎度ありぃ!

トウジ:写真にあの性格は、あらへんからなぁ。

アスカ:Hello!シンジ!

アスカ:Guten morgen!

シンジ:グ、グーテンモルゲン…

アスカ:まぁた、朝から辛気臭い顔してェ。このあたしが声かけてんのよ、ちったぁ嬉しそうな顔しなさいよ。

アスカ:で、ここにいるんでしょ、もう一人。

シンジ:誰が?

アスカ:あんたバカぁ?ファーストチルドレンに決まってるじゃない。

シンジ:ああ、綾波なら…

アスカ:Hello!あなたが、綾波レイね。プロトタイプのパイロット。

アスカ:あたし、アスカ、惣流・アスカ・ラングレー。EVA弐号機のパイロット、仲良くしましょ。

レイ:どうして?

アスカ:その方が都合がいいからよ。いろいろとね。

レイ:命令があれば、そうするわ。

アスカ:変わった子ね。

トウジ:ほんま、EVAのパイロットって、変わり者が選ばれるんちゃうか?

加持:少し、痩せたかな?

リツコ:そう?

加持:悲しい恋をしてるからだ。

リツコ:どうして、そんな事が分かるの?

加持:それはね、涙の通り道にほくろのある人は、一生泣きつづける運命にあるからだよ。

リツコ:これから口説くつもり?

リツコ:でもだめよ、こわーいお姉さんが見ているわ。

ミサト:むぅぅ!

リツコ:お久しぶり、加持君。

加持:やっ、しばらく。

リツコ:しかし加持君も意外と迂闊ね。

ミサト:こいつのバカは相変わらずなのよ!

ミサト:あんた弐号機の引き渡し済んだんなら、さっさと帰りなさいよ!

加持:今朝、出向の辞令が届いてね。ここに居続けだよ。

加持:また三人でつるめるな。昔みたいに。

ミサト:誰があんたなんかと!

ミサト:敵襲!?

シゲル:警戒中の巡洋艦、「はるな」より入電、「我、紀伊半島沖ニテ、巨大ナ潜航物体ヲ発見。データ送ル」

マコト:受信データを照合…波長パターン青、使徒と確認!

冬月:総員、第一種戦闘配置!

ミサト:先の戦闘によって第3新東京市の迎撃システムは、大きなダメージを受け、現在までの復旧率は26%。実戦における稼働率はゼロといっていいわ。

ミサト:したがって今回は、上陸直前の目標を水際で一気に叩く!

ミサト:初号機ならびに弐号機は、交互に目標に対し波状攻撃、近接戦闘で行くわよ。

シンジ・アスカ:了解!

アスカ:あーあ、日本でのデビュー戦だって言うのに、どーして私一人に任せてくれないの?

シンジ:仕方ないよ、作戦なんだから。

アスカ:言っとくけど、くれぐれも足手纏いになるようなことは、しないでね!

シンジ:う、うん…

アスカ:なんであんなのがパイロットに選ばれたの?

アスカ:2人掛かりなんて、卑怯でやだな。趣味じゃない。

ミサト:私たちに選ぶ余裕なんてないのよ、生き残るための手段をね。

シンジ:はっ、来た!

ミサト:攻撃開始!

アスカ:じゃ、私から行くわ!援護してね!

シンジ:援護!?

アスカ:レディーファーストよ!

シンジ:ちぇ、後から来たくせに、仕切るなよな…

アスカ:行ける!

シンジ:えぇっ!?

アスカ:ぬぁぁぁぁーっ!

シンジ:お見事…

アスカ:どう、サードチルドレン!戦いは、常に無駄なく美しくよ!

ミサト:ぬゎんてインチキ!

マヤ:本日午前10時58分15秒、2体に分離した目標甲の攻撃を受けた初号機は、駿河湾沖合い2キロの海上に水没、

マヤ:同20秒、弐号機は目標乙の攻撃により活動停止。この状況に対するE計画責任者のコメント。

(リツコ:無様ね。)

アスカ:もぉ、あんたのせいでせっかくのデビュー戦が目茶目茶になっちゃったじゃない!

シンジ:何言ってんだよ、惣流が間抜けなことしただけじゃないか!

アスカ:まぬけぇ~!?どうしてグズのあんたがそんなこと言えるのよ、図々しいわねぇ!

シンジ:何だよ!焦って倒そうとするから大変なことになるんだろ!

アスカ:何よあれ、海の中でドザエモンみたいに!だっさぁ~

マヤ:午前11時3分をもって、NERVは作戦の遂行を断念、

シンジ:自分だって人のこと言えないくせに!

マヤ:国連第2方面軍に指揮権を譲渡。

冬月:まったく恥をかかせおって!

マヤ:同05分、N2爆雷により目標を攻撃、

冬月:また地図を書き直さなきゃならんな。

マヤ:構成物質の28%を焼却に成功。

アスカ:やったの?

冬月:足止めに過ぎん。再度侵攻は時間の問題だ。

加持:ま、建て直しの時間が稼げただけでも、儲けもんっすよ。

冬月:いいか君たち、君たちの仕事は何だか分かるか!?

アスカ:EVAの操縦。

冬月:違う!使徒に勝つことだ!このような醜態をさらすために我々NERVは存在しているわけではない!そのためには君たちが協力し合って…

シンジ・アスカ:なんでこんな奴と!

冬月:もういい…

アスカ:どうしてみんなすぐに怒るの?

加持:大人は恥をかきたくないのさ。

シンジ:あの、ミサトさんは?

加持:後片付け。責任者は責任取るためにいるからな。

リツコ:関係各省からの抗議文と被害報告書。で、これがUNからの請求書、広報部からの苦情もあるわよ。

ミサト:ふ~

リツコ:ちゃんと目を通しておいてね。

ミサト:読まなくても分かってるわよ、喧嘩をするならここでやれ、って言うんでしょう?

リツコ:ご明察。

ミサト:いわれなくったって、使徒が片付けばここでやるわよ。

ミサト:使徒は必ず私が倒すわ。

リツコ:副司令官はカンカンよ。今度恥かかせたら左遷ね、間違いなく。

ミサト:碇司令が留守だったのは不幸中の幸いだったけどさ。

リツコ:いたら即刻クビよ。これを見ることもなく、ね。

ミサト:で、私の首がつながるアイディア、持ってきてくれたんでしょ?

リツコ:一つだけね。

ミサト:さっすが赤木リツコ博士、持つべきものは心優しき旧友ね~。

リツコ:残念ながら、旧友のピンチを救うのは私じゃないわ。

リツコ:このアイディアは加持君よ。

ミサト:加持の?

シンジ:ただいまー、って言ったって誰もいない、か…

シンジ:な、何だこれ!

アスカ:失礼ね、あたしの荷物よ。

シンジ:なんで惣流がここにいるんだよ。

アスカ:あんたこそまだいたの?

シンジ:まだって?

アスカ:あんた、今日からお払い箱よ。

シンジ:え?

アスカ:ミサトは私と暮らすの。まぁ、どっちが優秀かを考えれば、当然の選択よね。ほんとは加持さんといっしょの方がいいんだけど。

アスカ:しっかし、どうして日本の部屋って、こう狭いのかしら。荷物が半分も入らないじゃない。

シンジ:あ、わぁぁー!

アスカ:おまけに、日本人てどうしてこう危機感足りないのかしら?よくこんな鍵のない部屋で暮らせるわね。信じられない。

ミサト:日本人の心情は察しと思いやりだからよ。

シンジ・アスカ:ミサトさん

ミサト:お帰りなさ~い、さっそくうまくやってるじゃない。

シンジ・アスカ:何がですか?

ミサト:今度の作戦準備。

シンジ・アスカ:どうして?

ミサト:第7使徒の弱点は1つ!

ミサト:分離中のコアに対する二点同時の荷重攻撃、これしかないわ。

ミサト:つまり、EVA2体のタイミングを完璧に合わせた攻撃よ。

ミサト:そのためには2人の協調、完璧なユニゾンが必要なの。

ミサト:そ・こ・で、あなたたちにこれから一緒に暮らしてもらうわ。

シンジ・アスカ:えぇ~っ!?

アスカ:嫌よ!昔から男女7歳にして同衾せず、ってね!

ミサト:使徒は現在自己修復中。第2波は6日後、時間がないの。

アスカ:そんな、無茶な~

ミサト:そこで、無茶を可能にする方法。

ミサト:二人の完璧なユニゾンをマスターするため、この曲に合わせた攻撃パターンを覚え込むのよ。

ミサト:6日以内に、1秒でも早く!

シンジ・アスカ:はぁ…

アスカ:ぷいっ!

トウジ:しかし、シンジの奴どないしたんやろ?

ケンスケ:学校を休んで、もう三日か。

トウジ:あれ?イインチョやんか。

ヒカリ:3バカトリオの二人…

トウジ:なんでイインチョがここにおるんや?

ヒカリ:惣流さんのお見舞い。あなたたちこそどうしてここに?

ケンスケ:碇君のお見舞い。

トウジ:なんでここで止まるんや?
ケンスケ:なんでここで止まるんだ?
ヒカリ:なんでここで止まるのよ?

シンジ・アスカ:はーい!

トウジ:う、う、裏切りも~ん!

ケンスケ:またしても今時ペアルック、イヤ~ンな感じ!

シンジ・アスカ:こ、これは、日本人は形から入るものだって、無理矢理ミサトさんが…

ヒカリ:ふ、不潔よっ!二人とも!

シンジ:誤解だよ!
アスカ:誤解だわ!

ヒカリ:誤解も六階もない~!

ミサト:あら、いらっしゃい。

トウジ:ん?これは、どういう事か、説明してください。

トウジ:そうならそうと、はよ言うてくれたらよかったのに。

ヒカリ:で、ユニゾンはうまく行ってるんですか?

ミサト:それが見ての通りなのよ…

トウジ・ケンスケ・ヒカリ・ミサト:はぁ~…

アスカ:当たり前じゃない!このシンジに合わせてレベルを下げるなんて、うまく行くわけないわ!どだい無理な話なのよ!

ミサト:じゃ、やめとく?

アスカ:他に人、いないんでしょ?

ミサト:レイ。

レイ:はい。

ミサト:やってみて。

レイ:はい。

アスカ:…

トウジ・ケンスケ・ヒカリ・ミサト:おぉ~!

ミサト:これは作戦変更して、レイと組んだほうがいいかもね。

アスカ:ええっ…もう、イヤッ!やってらんないわ!

シンジ:あっ…!

ヒカリ:アスカさん!

トウジ:鬼の目ェにも涙や。

ヒカリ:い~か~り~く~ん!

シンジ:はぁ?

ヒカリ:追いかけて!

シンジ:え?

ヒカリ:女の子泣かせたのよ!責任取りなさいよ!

シンジ:あのぉ~

アスカ:何も言わないで!

アスカ:分かってるわ。私はEVAに乗るしかないのよ。

アスカ:やるわ、私。

アスカ:こーなったら、何としてもレイやミサトを見返してやるのよ!

シンジ:そんな、見返すだなんて…

アスカ:なぁ~に甘い事言ってんのよ!男の癖に!

アスカ:傷付けられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!

シンジ:…

アスカ:ミサトは?

シンジ:仕事。今夜は徹夜だって、さっき電話が。

アスカ:じゃあ、今夜は二人っきり、ってわけね。

アスカ:これは決して崩れる事のないジェリコの壁!

シンジ:はぁ…

アスカ:この壁をちょっとでも越えたら死刑よ!子供は夜更かししないで寝なさい!

アスカ:どうして日本人は床の上で寝られるのかしら、信じらんない。

シンジ:はっ!

アスカ:んっ…

アスカ:ママ…ママ……

シンジ:…自分だって子供の癖に…

ミサト:やっだ、見てる!

加持:誰が?

ミサト:誰って…

ミサト:もう、加持君とは何でもないんだから、こういうのやめてくれる?

加持:でも、君の唇はやめてくれ、とは言わなかったよ。

加持:君の唇と君の言葉、どっちを信用したらいいのかな?

リツコ:はい。

ミサト:あ、ありがとう…

リツコ:今日は珍しく素面じゃない?

ミサト:う、うーん、ちょっち、ね…

リツコ:仕事?それとも、男?

ミサト:う…いろいろ。

リツコ:ふーん。まだ好きなのかしら?

ミサト:ぶっ!変な事言わないでよ!誰が、あんな奴と!

ミサト:はぁ…いくら若気の至りとはいえ、あんなのと付き合っていたなんて、我が人生最大の汚点だわ。

リツコ:私が言ったのは加持君が、よ。動揺させちゃった?

ミサト:あんたねぇ~!

リツコ:怒るのは図星を突かれた証拠よ。

ミサト:むぅぅ…

リツコ:今度はもう少し素直になったら?8年前とは違うんだから。

ミサト:変わってないわ。ちっとも。大人になってない。

ミサト:さぁ~て、仕事仕事!明日は決戦だもんねぇ~!

シゲル:目標は、強羅絶対防衛線を突破。

ミサト:来たわね、今度は抜かりないわよ。

ミサト:音楽スタートと同時に、A.T.フィールドを展開。後は作戦通りに。2人とも、いいわね?

シンジ・アスカ:了解!

シゲル:目標は、山間部に侵入。

アスカ:いいわね、最初からフル稼動、最大戦速で行くわよ!

シンジ:分かってるよ。62秒でケリをつける。

シゲル:目標、0地点に到達します!

ミサト:外電源、パージ。

ミサト:発進!

マヤ:EVA両機、確認!

ミサト:あっちゃぁ~

リツコ:無様ね。

アスカ:ちょっとぉ~っ!あたしの弐号機に何てことすんのよ!

シンジ:そんな!そっちが突っ掛かってきたんじゃないか!

アスカ:最後にタイミング外したの、そっちでしょ!普段からボケボケっとしてるからよ!昨日の夜だって、寝ないで何してたの!?

シンジ:今日の戦いのためのイメージトレーニングだよ!

アスカ:嘘ばっかし!寝てるすきに私の唇奪おうとしたくせに!

シンジ:…ずるいよ、起きてたなんて!

アスカ:ひっどぉ~い、冗談で言っただけなのに、ほんとだったの!?キスしたのね~!

シンジ:してないよ、途中でやめたんだよ!

アスカ:エッチ!チカン!ヘンタイ、信じらんない!

発令所職員:アハハハハ…

シンジ:そっちこそ、寝言と寝相が悪いのが悪いんじゃないか!

冬月:また恥をかかせおって…

 

 


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次回、『マグマ・ダイバー』
この次も、サービス、サービスゥ!